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「SHADOW/影武者」★★★ [映画日記]

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チャン・イーモウ監督の新作ですよ。


中国の巨匠さまですよ、大旦那さま!


なんでも、「三国志」内のエピソード「荊州争奪戦」を独自にアレンジしたお話らしいです。


まずは「荊州」という字が読めませんでしたけども!


イーモウさんの作風イメージから「カラフルで華麗な作品なのかな」と思って観てみたら全く違う〜。

舞台である山里や建物、ファッションも含めて、シックなモノトーン。


屋外は常に雨がザーザー、霧がモクモクで結構な湿度感。


蒸し蒸ししてんの、洗濯物も乾かない状態!


鑑賞中は、水墨画の中に入り込んだかのような感覚に。

さすが、美意識の高さを感じました。


そんな、しっとりとした世界で、重臣と、重臣の美人妻重臣に瓜二つの影武者が、ドロついた心理ドラマを繰り広げますよ。


重臣と妻と影武者の三角関係、みたいな。


妻は夫にそっくりな影武者に抱かれてしまうのか?…という「抱かれ問題」。


影武者も、本当は人妻を抱きたいけれど抱けないという「ガマン問題」。


そんな寝室での出来事を、実夫が覗き穴から盗み見る「穴問題」等、性的なシチュエーションにハラハラいたしました。


重臣と美人妻が向かい合い、気持ちの高ぶりを琴の演奏で表現し合う場面がオモローイ。

夫婦の間には、暴力も暴言もありません。


ただ奏で合う。


弦のはじき合いなんですよ!


音楽夫妻だったのでした、山下達郎&まりや夫妻みたいな!!


夫婦役を演じた俳優は、実生活でも夫婦なんですね。

どおりで息がピッタンコでした。


後半のアクションは、ド派手で最高〜。

傘の骨部分が全て刃物になっている、という武器がコワくて楽しい〜。


「傘包丁」ですよ!


潜水する場面では、人々は何やら、背中に背負った竹の筒から伸びている管をくわえています。


みんなホースくわえてんの!


もしかして酸素補給ですか?


もしかしてボンベ!?


昔の中国人ってスゴイ、と思わせる場面の連続でした。


主人公の影武者に関する物語は、結構かわいそうな内容でしたけど、映画的には盛り上がったと思います。

幕切れも、巨匠らしくセンスよくまとめてました。


王の若い妹が、かわいかったです。


髪型はツインテールですよ!


荊州のアイドルと化していました。


「荊州」という字は読めませんが。



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「プロメア」★★★☆ [映画日記]

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日本のアニメ作品です。


主人公の青年ガロは消防隊員。


ロボットを操縦してレスキュー活動をするメカ隊員!


そんな未来感あふれる消防隊が相手にするのは発火人間ですよ。


人間なのに火を出すんですよ、キャンプで使う発火剤みたいに!


たしかに、発火人間はキャンプをするとき便利かもしんない。


バーベキューの火力も自由自在〜!


真冬も自分自身がホッカイロと化しますし!!


発火人間は、突然変異で発火するようになったらしく、普通の人間からは迫害されているという設定。

X-MENみたいな感じでした。


そんな消防隊と発火人間の戦闘場面が、動きも構図もダイナミックで圧倒されっぱなし。

着色も明るくド派手で、総合的に見てテンション高め、というか、上がりきってます。


笑っちゃうくらい大胆〜。


眺めているだけで元気になる映像でした。


海外の実写映画では、サイケデリックだったり、ドヨ〜ンとした世界観のものを「ドラッグ・ムービー」等と呼びますが。

今回の作品も、似たトリップ感があるものの、特徴としては健康的。


まるで体育でした!


消防隊は、マスコット・キャラクターみたいな感じで、ネズミを飼っているようなのですが。

そりゃまあカワイイですよ、アニメなので。


しかし、仮に実写化するとしたらタダのドブネズミ!


美少女キャラがネズミを肩に乗せている場面では「アンタ…ドブネズミのバイキンがうつっちまうよ!と衛生的に心配になりました。


今石洋之監督と脚本の中島かずきさんがコンビを組んだ作品を、今回初めて観たのですが。


とっても良いですね、ご陽気で!


世界中の人に観てほしいと思いましたけども、物語は、まあまあ普通かな。


新海誠監督や、細田守監督が手掛ける作品のように、国民的メジャー・アニメのポジションを狙ったのでしょうか、今回の作品では多くの有名人がボイスキャストに起用されています。


一流芸能人様ですよ!


主人公ガロ役が、声優が上手めの松山ケンイチさんで、大物の司令官役は堺雅人さんという。

作品を大ブレイクさせたそうなキャスティングだな、と思いました。


堺雅人さんて声に特徴があるから、声優には向いてる芸能人。


一発で「この声、堺さんだよね?雅人でしょ?と思いました。(←呼び捨てかい)


大ブレイクしたそうな割に、わずかにボーイズラブ・テイストを入れておりました。


少しBL要素を仕込んでおいて、「あとは腐った女子の想像力にお任せします」みたいな感じ。


種をまいてんですよ!


そんなところは小憎らしかったです。




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「アス」★★★ [映画日記]

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ジョーダン・ピール監督は、新時代の人種問題スリラー「ゲット・アウト」で、アカデミー賞脚本賞を受賞してしまったお方。


みんな仰天、まさか、まさかの受賞ですよ!(←失礼)


監督の新作スリラー「アス」も、あんな感じかな?…と思って観てみたら、人種問題を大きく絡めたわけでも、とくに凝った感じでもありませんでした。

誰もが楽しめる、王道のスリラー大作という感じでしょうか。


売れ線ですよ!


エンターテインメント作品内には、いろんな怖いものが存在すると思うのですが、吸血鬼とかゾンビとか。


肝っ玉母ちゃんとか鬼嫁とか!(←少し話がそれてます)


今回の作品では、また新しい怖いものをご提案!


始めました、新商売!!


今回、お楽しみいただく怖いものは、自分にそっくりな人間。


分身ですよ、瓜二つの!


理由もわからず、自分にそっくりな人間が、夜に真っ赤な服を着て、ハサミを握って襲ってくる、という、不条理感が満点のスリラー作品に仕上がっておりました。


同ジャンルの作品は、大抵の場合、主人公は若者と決まっておりますけども。

今回のヒロインは子持ちの主婦。

夫と子ども2人も、まとめて襲われる、という設定。


ファミリー向けスリラーなんですよ、ファミラー!


家族が最初に襲われる場面が、怖くてオモロかった〜。

怖すぎて笑った〜。


謎の解明やオチもあって、中身は濃いと思います。


怖いものの正体が、とても大胆で、ちょっぴり安い。

M・ナイト・シャマラン感覚〜。


正体を知ったとき「なんとも大きな風呂敷を広げてきたじゃん。続編も作るおつもりか?もうひと稼ぎなさるおつもりか?」と思いました。


主人公アデレードと、敵役の分身の二役を演じたのはルピタ・ニョンゴですけども。

ニョンゴがアカデミー賞助演女優賞を受賞した作品「それでも夜は明ける」を観たときは、彼女の演技力はまあまあ普通と思っていたのですが。


今回、ニョンゴは本気を見せた。


ニョンゴの本気…ニョン気ですよ!


主人公のおびえ、分身の狂気、それぞれを別々に怪演。


演じてみせた、別腹で!


「ニョンゴのアカデミー賞受賞は間違いなかったんだな」と思いました。


主人公の家族にも、分身がいて、やはり役者は二役で演じているのですが。

子役が、がんばっていたと思います。

怖いお子様たちでした。


主人公の友人役を演じたのは、ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」等でエミー賞など、数々の賞に輝くモス子!(←エリザベス・モス)


テレビ界のお姫様ですよ!!


劇中では、ニョンゴとモス子が、対決構図になる場面があってワクワクしました。


アカデミー賞女優と、エミー賞女優の対決ですよ!


できれば、もうちょっとガッツリと、取っ組み合って対決してほしかった〜。


「この、テレビ上がり!」「うっせー、一発屋!」と罵り合いながら〜。




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「トールキン 旅のはじまり」★★★ [映画日記]

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トールキンですよ、トールキン。

 

ポチョムキンじゃありませんから!

 

「指輪物語」や「ホビットの冒険」でおなじみの作家J・R・R・トールキンの伝記映画ですよ。

まさか、あのお方を主人公にした映画が製作されるとは〜。

 

だったらボクちゃんの伝記映画も作ってほしい〜。(←格が違いすぎますか)

 

そういえば、トールキン個人について何も知らぬボクちゃん。

 

何一つ知らぬ無垢な赤子同然ですよ!

 

一体どんなお方だったのか、興味津々で本編がスタート。

 

冒頭から、第一次大戦の戦地で息も絶え絶えなトールキンさんにビックリしました。

ご苦労されたみたいです。

 

以降は回想シーンに入り、主に青春時代が描かれていて、瑞々しい愛と友情のエピソードが盛りだくさんでした。

 

トールキンさんは語学の天才で、いい学校に通っていた様子。

 

インテリ様でした、案の定!

 

書いている文字もキレイ。

まるでペン習字でも習っていたかのよう〜。

 

日ペンの美子ちゃんのやつですよ!

 

トールキンが通っている喫茶店も安いお店じゃありません。

 

あの子はドトールなんかに通わない!

 

高校生でありながら、行きつけは高級茶屋。

 

椿屋珈琲店みたいな店ですよ!

 

「ありゃあ、コーヒー1杯が700円はするね」と思いながら観ておりました。

 

そんな少年トールキンと、悪友3人がクラブを結成。

ときにイタズラ小僧っぽく、ときに熱く友情を育む様子は、まさにホビット風と言ったところでしょうか。

 

そんな感じで〜、戦地での経験が壮絶だったり、発音が美しい新言語を開発したり、少年時代はグループ行動をしたり、本編のいたるところに「指輪物語」や「ホビットの冒険」を匂わせる場面が、さりげなく仕込まれています。

 

まるで隠し味ですよ、カレーにおけるとんかつソースみたいな!

 

さりげなさすぎて、気付かないネタもあったかも。

元ネタをガツンと入れてこないんですよね〜。

 

ぶっ込まないんですよ、具を!

 

そのへんがお上品。

全体的に、文芸作風で高級感がありましたけども。

 

当たり前ですが、「指輪物語」や「ホビットの冒険」を知らないと、あまり楽しめない作品。

 

「指輪物語」と「ホビットの冒険」映画版(完全版)を全部観た後に、今回の作品を観ればいいと思います、約24時間かかりますが!

 

青年時代のトールキン役を演じているのはニコラス・ホルトなんですよね〜。

少年時代のトールキン役を演じた子役の方が、実物に似てるかな。

 

アラサーでありながら高校生時代から演じているニコラス・ホルトですけども。

 

童顔だからアリでした。

 

桃井かおり並みの卵肌ですから!

 


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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」★★★★ [映画日記]

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*ネタバレはありません。

 

1969年のロサンゼルスが舞台。

クエンティン・タランティーノ監督が、ハリウッドの影と夢を、スリラー要素を交えて描いておりますけども。

 

映画ヲタらしい妄想大作〜!

 

観終わった直後は「えっ…ここで終わんの?!」と思い、やがて心があたたかくなりました。

 

「胸ポケットにホッカイロでも入れたかな?」と思うくらい、あったまったんですよ!

 

ああ、タランティーノを抱きしめてやりたい。

 

ナデナデしてやりたいです、あのシャクレたアゴを!

 

落ち目のドラマ男優役がレオナルド・ディカプリオで、そのスタントマン役がブラッド・ピットというキャスティングもたまりません。

 

ディカプリオの役は善人ですが、劇中劇では見事な悪役に扮しています。

過去の監督作でも悪役として起用していたし、タランティーノはディカプリオの悪役が好きなんだな〜、と思いました。

 

ディカプリオの演技は当然のように良かったのですが。

今回はブラッド・ピットの魅力が、その上を行ってました。

 

超えてきなすったわい!

 

ブラピ史上、最高の香りを放ってんよ!!(←ドリアンかい)

 

1969年という時代とファッションがブラピにハマりすぎ〜。

かねてから、ブラピはロバート・レッドフォードっぽい顔でしたけども。

 

古いメリケン顔ですよ!

 

今回は、その古い顔が活かされています。

 

下半身は、見事なジーパン姿ですよ。

 

ブラピが第1位ですよ、ジーパンが似合うアメリカ人男性(50代)は!

 

ブラピ本人が車を運転して、ひたすらロサンゼルスの公道を走る、という場面があるのですが。

 

ただただ流しているんですよ!

 

それが「なんだコレ」と、つぶやいてしまうくらいカッコいいです。

 

今まで、ありそうで無かったですよ、ブラピに車を合わせる、というコーディネート。

ブラピと車がこんなに合うとは〜。

 

ブラピさん、アンタいけるんじゃないの中古車販売ビッグモーターのCMも〜!

 

天下を取れますよ、中古車販売業界でも!!

 

車中のBGMは、カーラジオから流れる懐メロですけども。

 

ちょいちょい、ラジオ番組ナビゲーターのMCやら天気予報やら、CM等が入ってきて、昔の臨場感があって良い感じ。

 

かつてタランティーノが、昔の味わいを追求した映像企画「グラインドハウス」っぽいことを、車とカーラジオでやってみせた、という感じでしょうか。

 

そんなブラピは、観客を作品の世界観に連れていってくれる案内人。

あの車に本当に乗っけてもらいたかったです。

今回のブラピは、男がかっこいいと思うブラピ像だったと思います。

 

その他、当時の風景のディティールが細かくて、ネオンサインのフォントだけで、昔のフンイキを出したり、絵的にも抜群のセンスを感じました。

 

当時の美人女優シャロン・テートにまつわるエピソードがフィーチャーされているのも特徴ですが。

シャロン・テートが、普通っぽくて、めちゃめちゃかわいいです。

 

あの美貌で、男性の好みのタイプは「才能のある小男」っていう。

 

男は顔じゃないっていう、素晴らしい子!

 

「国際監督連盟のアイドル」みたいな扱いだったのも面白かったです。

 


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「スノーマン 雪闇の殺人鬼」★★★ [映画日記]

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監督は「裏切りのサーカス」などのトーマス・アルフレッドソン。

 

裏サカ監督ですよ!

 

主演はマイケル・ファスベンダーで、共演はレベッカ・ファーガソンやJ・K・シモンズという豪華な面子。

 

数年前の製作発表から「早く公開されるといいな」と楽しみに待っていた作品なのですが、待ち続けていたら令和になった!

 

待ちぼうけを食らったわい、忠犬ハチ公みたいに!!

 

実は、作品は2016年に仕上がっていたという。

完成した作品は日本未公開のまま、いつのまにかamazonプラオムビデオに配信されていたのでした。

 

原作はノルウェーのベストセラー小説「ハリー・ホーレ刑事」シリーズ。

 

ハリー・ホーレですよ、ハリー・ホーレ。

 

ハラホロヒレハレじゃありませんから!

 

雪景色のオスロを舞台に、ハリー・ホーレ警部が殺人鬼を追うという本格殺人ミステリー作品です。

 

殺人鬼が現場に残すアイテムが「雪だるま」ということで、「スノーマン」というタイトルが付いているようです。

 

北欧のクールなフンイキとミステリーの相性は相変わらず抜群ですが、ロケ地は相当寒そう〜。

明らかに気温はマイナスという感じですけども。

どういうわけか、登場人物はあんまり寒そうじゃありません。

 

マイケル・ファスベンダーが演じるハリー・ホーレなんて、思いっきり雪が積もっている公園でゴロ寝してましたから、毛布1枚かけることなく!

 

「死ぬよね、普通」と思いました。

 

あと、あんなに寒そうな景色の中、バスの中では立ち食いしてましたからよりによってアイスクリームを!

 

僕なら、あの雪景色の中で立ち食いするなら豚汁だわな、アツアツの!!…と思いました。

 

マイケル・ファスベンダーの元・妻役がシャルロット・ゲンズブールというのも、ありそうで無かった組み合わせ。

 

両者ともセクシーで絵になってますけどもね〜。

 

シャルロット・ゲンズブールが、これがまた、雪景色の中でミニスカート姿ですよ!

 

「アンタ、足腰が冷えちまうよ。ちゃんと毛糸のパンツを穿いて来たんだろうね?と思いました。

 

刑事役のレベッカ・ファーガソンは、地味髪で地味服でしたが、それでも美人でステキでした。

 

北欧にも合いますしね、妖精面ですし!

 

バル・キルマーも出てますけども、久々に見たバル・キルマーがヨボヨボすぎて、なんかショック〜。

初めて出てきたときは、誰なのか分かりませんでした。

とくに必要性を感じる役でもなかったので残念〜。

 

あとは、人気の北欧ミステリードラマ「The Bridge/ブリッジ」から、主人公サーガ・ノレーン役のソフィア・ヘリーンも出てきて、ボクちゃんも応援モードだったのですがチョイ役!

 

せめて、マイケル・ファスベンダーと絡ませてやりたかった〜。

 

小指と小指だけでも絡ませてやりたかったです!

 

そんな感じで、魅力的な大人の役者が揃ってましたけども。

だからと言って面白い作品になるわけじゃないんですね〜。

 

ストーリーは良かったですが、素晴らしいロケーションを持ちながらも、不穏なムードが不足していた気がします。

ノリが良すぎ、というか〜。

 

スター様の量が多すぎたのかな〜。

 


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「ロケットマン」★★★☆ [映画日記]

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ミュージシャン、エルトン・ジョン役はタロン・エガートンですよ。

 

まさか、まさか、売れてるイケメンが演じてくだすった!

 

この配役には、エルトンお爺ちゃんも大満足だと思います。

 

だって、他に誰が演じてくれようか!

 

エルトン・ジョンの半生を描いて、挿入歌は全てエルトン・ジョンの名曲たち。

 

お爺ちゃんの歌縛りですよ!

 

思った以上のミュージカル風味。

 

歌うわ、踊るわで、もう祭!

 

とっても楽しかったです。

 

同じく有名ミュージシャンを描いた「ボヘミアン・ラプソディ」と比べられがちですが。

似ているようで、何か違う〜。

 

よそよそうちうちなんですよ!

 

なんといっても、今回の作品では、楽曲を歌っているのは役者さんご本人。

 

元々、歌ウマ男優として定評があったタロン・エガートンが本領発揮。

 

ついにあの子が本気を出した!

 

見事な歌唱力で、全曲を歌いきってます。

 

この映画が上手いこと仕上がったのはタロンのおかげ。

タロンは称賛されていいと思う〜。

 

鐘を3つ以上お願いします!(←のど自慢かい)

 

タロンには、ゴールデン・グローブ賞のミュージカル部門くらいにはノミネートされてほしいな。

 

作品の中で、あえて残念なところを挙げるとしたら、物語の終わり方が弱いです。

 

感動薄めで、あっけらかん!

 

仕方ない、エルトン・ジョンさんて、今も幸せに生きてますからな。

 

もうちょっと壮絶感を出したくば…。

 

24時間駅伝でもやって、エルトン・ジョンさん本人に走ってもらうしかないかもよ!

 

物語の中には、名曲の誕生秘話、芸名の由来など、知られざる小ネタが盛りだくさん。

 

明かされてしまうんですよ、お爺ちゃんの秘部!

 

エルトン・ジョンて、幼少の頃から音楽の天才だったんですね〜。

子ども時代に才能を発揮する場面は、まるでモーツァルトかバッハみたいでした。

 

エルトン・ジョンは曲だけ書いて、作詞は若い頃に出会った作詞家に任せていたんですね〜知りませんでした。

 

この作詞家が、とってもいい人〜。

演じているのがジェイミー・ベルで、彼も役にハマっていたと思います。

 

ジェイミー・ベルって縁の下の力持ち役が似合うんですね〜、顔が地味ですし!

 

音楽映画に付き物なのが、ミュージシャンとマネージャーとの確執ですけども。

 

マネージャー兼エルトン・ジョンの恋人役を演じたのが、ブラピ系の美形男優マッサンっていう!(←リチャード・マッデン)

 

いや〜今回、タロン・エガートンとマッサンのラブシーンっていうね、ものすごい見せ場?見せ物?をいただきました。

 

あっけにとられて、お口を開けたままラブシーンを鑑賞したわい!

 

プロデュースも担当しているエルトン・ジョンが、自分役をタロン、抱き役をマッサンにして、ラブシーンを楽しんでいる。

 

ほくそ笑んでいる!

 

そんな光景も想像してしまいました。

 



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「永遠に僕のもの」★★★ [映画日記]

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主人公のモデルは、1970年代のアルゼンチンに実在した美少年殺人鬼ですよ。


映画の主人公にはピッタンコな人材。


映えっからね、美少年さまは!


天使のような風貌の少年が、何の躊躇もなく人を射殺しまくる、というバイオレンス場面と、耽美なボーイズ・ラブ調の映像が交錯する、スタイリッシュ・クライム・ムービーに仕上がっておりました。


ノリとしては「ぼくのエリ」とか、あんな感じ〜。

クールな異国情緒が味わえる系〜。


舞台になっている、1970年代のブエノスアイレスのフンイキがカッコいいんですよね〜。

英語でもフランス語でもない言語が、レトロな風景と絡み合って不思議な世界〜。


挿入歌もレトロ〜。


まるで歌謡ショーですよ、ヒデキヒロミみたいな!


主人公カルリートスの髪はブロンドで、クルクルした巻き毛。


天パー男子ですよ!


カルリートスにとって、人のものは、自分のもの。


のび太のものは、俺のものですよ!


まずは手癖が悪いです。


何でもパクんの!


人殺しは、ひらめきで実行。


ピンときたら鉄砲バーン!


なかなかの性悪小僧でした。


そんなカルリートスと手を組み、犯罪の相棒になるのが、野性味のある美青年ラモンですよ。

このツーショットが絵になっています。


まるで魔夜峰央さんの漫画から出てきたかのよう〜!


アルゼンチン版「翔んで埼玉」の主役は、この2人で決まり〜!!


カルリートスもラモンも、基本的に女性を抱いているようですが。


要所で顔を近づけ合ったりしてBL要素も持ち合わせております。


男も女も何でもござれの万能選手〜!


実在した殺人鬼を描いた映画ということで観てみたのですが、思った以上にBL臭がプンプンで、相当とまどいました「こんなにもBLなのか、あすこの国の犯罪者は」と!


カルリートスがラモンを抱くのか?…と思ったら抱かない。


そろそろ抱くのか?…と思っても、まだ抱かぬ!


いよいよ抱くだろう、そろそろ抱かないと映画も終わる…と思っても抱かない。


いつまでたっても抱きゃあしない!


ハンパがなかったです、寸止め感!!


そんな点は「抱くなら、はよ抱け。ひと思いにやっとくれ!と、ちょっぴりイライラしましたけども。


「BL好きの腐った女性たちには、これくらいがいいのかな?これくらいの塩梅が効くのかな?」とも思いました。


BL評論家にでもなった気分でした。



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「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」★★★ [映画日記]

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ティモシー・シャラメが主演した2017年の青春映画ですよ。

 

客席には、ご高齢のお客さんもいたけれど、ちゃんと楽しめたかな?

 

本編を観ながら、甘酸っぱい気持ちが込み上げたかな?

 

酸っぱいものが胃から込み上げてきたかな?(←それは胃炎か何か!)

 

お客さんの中には、頭からつま先まで、ティモシー・シャラメ風のファッションでキメてきた男子も。

 

そんな男子を、「キメ込んできたね、アンタも」とチラ見するボクちゃん。

 

シャラメ風の男子って、何て言うんでしょうね〜?

 

シャラい男?

 

シャラ男とか?!

 

物語の舞台は、海辺の町ケープゴッド。

時代は1991年の夏ということで、携帯電話もインターネットもない時代の懐かしい路線。

 

懐メロも流れまくりの状態ですよ、垂れ流しの汚水みたいに!

 

いろんな出来事が起こるノリノリな展開で、エンターテイメント性がございます。

 

監督のイライジャ・バイナムというお方は、今回の作品が長編デビュー作なんですね〜。

本国での興行はコケてしまったらしいけど、もっと作品が観てみたいな〜、と思いました。

 

今回シャラメが演じるダニエルは、イケてない男子高校生。

 

好感が持てます、モテない生活!

 

他作品においてシャラメが演じる男子は、大体がモテ系でしたけども。

 

抱いたり抱かれたりしてましたけども、男女問わず!

 

今回、非モテ系を演じているところが新鮮でした。

 

主人公ダニエルが、イケてる友人や女子と知り合いになって始まる物語。

 

イケてない子が、イケてるチームに入れる、っていう!

 

ひと夏の友情と恋を描いていているのですが。

主人公は、街で一番の美女と交際することになる、という、ありえない夏休み!

 

作品の特徴としては、青春映画であるにも関わらず、薬物売買という犯罪要素を入れてるところ。

 

ジャワカレー並みに辛口の夏休みですよ!

 

「秘密の恋をしてみたい。デンジャラスな友情があったらカッコいい」という、イケてない男子の妄想が具現化した、真夏の夜の夢みたいな作品。

 

非モテ系のロマン作でした!

 

ヒロインのマッケイラ役を演じたのは、売れっ子のマイカ・モンローですけども。

 

今回は、街で一番の美女役ということで、さぞ荷が重かったことでしょう。

 

いかにも「私は美女」っていう、男目線で演出された大げさな芝居が面白かったです。

 

「坊や、私に気があるんでしょ?ウフフ、でも私はあなたには抱かれない」みたいな素振りですよ。

 

まるでいい女なんですよ、女子高校生なのに!

 

山田花子ちゃんがいい女ふうに振る舞う芸、「わかったわ。さあ、私を抱きなさい」みたいな芝居でした。

 


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「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」★★★ [映画日記]

LeGrandBain.gif

 

知らなんだ。

 

水中で舞う競技を、今は「シンクロナイズドスイミング」は呼ばぬらしい。

 

もう「シンクロの小谷実可子」とは言わぬらしいわい!

 

今は、その競技のことを「アーティスティックスイミング」と呼ぶのだそう。

 

芸術泳法ですよ!

 

今回の作品は、そんな「アーティスティックスイミング」を題材にしております。

 

お水がバシャバシャする、お水映画!…ということで。

 

夏休みにピッタリの涼し気でさわやかな映画、と言いたいところですが。

 

アーティスティックスイミングのチームは全員おじさん!

 

全員が腹プヨ!!…ということで、見た目のさわやかさは薄めの作品。

 

おじさんたちは全員、生活の中で問題を抱えております。

 

悩めるオジン!

 

そんなおじさん連中が、くじけそうになりながらも一丸となり、アーティスティックスイミングの世界大会出場を目指すという、心が熱くなる物語。

 

なんとも珍しい、おじさんたちによるスポ根ムービーなのでした。

 

「おじ根」ですよ!

 

アンタこりゃあ、テーマソングは「熱き心に」by小林旭でいいかもよ!!

 

物語の序盤では、競技のクオリティもグダグダなおじさんたち。

 

プールサイドでゴロゴロ転がる様は、動きも形もトドそのもの!

 

私生活では、家族、親戚、同僚などから嫌味を言われ放題だったおじさんたち。

 

どこにいても針のむしろですよ!

 

そんな冴えぬおじさんたちが練習を重ね、大きな舞台で成果を見せる場面では涙が出たわい。

 

水中場面では、おじさんたちが必死にお水をかいてますよ、団子になって!

 

おじさんが集団でもがいているんですよ!!

 

そんな姿はユーモラスすぎて、自然に笑いがこみ上げてきますよ。

 

「おじさん、がんばれ」と応援しながら、泣きながら笑ったわい、何なのコレ〜!

 

ああ、感動のオジン映画!!

 

スポーツ感と生活感をバランスよく配合したコメディ調の大衆映画で、ストーリーも出来すぎていたから「創作ならではの脚本だよね」なんて思っていたら。

 

なんと元は実話だという!

 

こんなおじさんたちが実在したとはビックリです。

 

今回はフランス製の作品でしたけども、過去にはイギリスでもスウェーデンでも映画化されているらしいです。

実は有名なおじさんたちだったんですね〜。

 

スターなのでした、おじさん界の! 

 


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