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「ファントム・スレッド」★★★☆ [映画日記]

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1950年代ロンドンのファッション業界を舞台に、ある「年の差カップル」の事情を描いております。


アパレル・ラブですよ、ゾゾタウン社長と剛力彩芽ちゃんみたいな!


主人公は有名なドレス・デザイナー、レイノルズ。

佇まいと仕草が相当ダンディです。


まるで西洋の田村正和ですよ!


独身生活を楽しんでいて、取っかえ引っかえ女性を抱いてるレイノルズ。

気に入った女性は自宅に住まわせ、飽きたら追い出すという生活をしているようです。


抱き捨てですよ、使い捨て!


ああ、ホッカイロみたいな女たち!!


そんなレイノルズが、喫茶店のウェイトレス、アルマをナンパして始まる物語。


茶屋の娘を見初めたんですよ、悪代官みたいに!


さすがファッション・デザイナーのレイノルズ、自宅デートで娘の体を採寸。


寸法プレイですよ!


そんなデートの真っ最中、2人の間に割って入り込んできたのが、レイノルズの姉ですよ。


推定年齢60歳、嫁に行き遅れた姉ですよ、宮本信子似の小姑~!


この姉が最高~。

初対面のアルマに鼻をよせ、クンクン臭いをかぎだした。


クンクン女のお姉さま!


どうやら鼻が利く姉さん。


アルマに対して「臭ってるで、レモン汁」と、臭みの元を言い当てた。


アルマの返答は「さっき、お夕飯食べたから」でしたけども。


もしかしたら、おかずのから揚げにレモンでも搾ったのかな?・・・と思いました。


から揚げにレモンを搾るときは、しぶきが飛ぶもんだからね!


下手すりゃ目にも入るから!!


体の寸法を測り終えたアルマは「私、自分の体が嫌いなんです。ペチャパイやし」と自虐ネタ。


それを聞いた姉は「弟はアンタの体、好っきゃで。胸より腹が出とる女が好みやからとチクリ!


なんという楽しい会話でしょう、5時間くらい観ていたい!


そんなこんなで、レイノルズ、アルマ、そしてレイノルズの姉、という、小姑を含んだ恋愛劇が繰り広げられるのですが。


50過ぎて独身のレイノルズは、自分の生活スタイルが確立されていて、アルマが入り込む余地なし。

アルマは若すぎて、レイノルズの空気を読みきれぬ。


レイノルズは、アルマの食事音だけでイライラしています。


箸の上げ下ろしもイヤになっている状態!


絵に描いたようなギクシャク感。

レイノルズが病気のときだけは、うまくいくという。


うちの両親もこんな感じだったし~。深みは無いけど分かりやすいラブ・ドラマした。


監督はポール・トーマス・アンダーソンということで、他作品と同じくアートでエレガントな世界観でしたけども、話はキャッチーで退屈しませんでした。


ポール・トーマス・アンダーソン監督作でありながら、眠たくないという奇跡~!


男のバカっぷりと、女の怖さという普遍的なテーマもエンターテインメント。


最初は地味だったアルマもな~。


最後の方は、ちょっとかわいい松居一代みたいになってましたしね。



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