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「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」★★★ [映画日記]

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主人公は空海だという。


坊さん映画ですよ!


中国に滞在していた頃の空海が、現地で摩訶不思議な謎を解くという、日中合作の歴史エンターテイメント・ムービーですよ。

中華ファンタジーというジャンルが相当新鮮でした。

「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」みたいな、ド派手なテンション。

美術的なもののクオリティが最高で、セットや大道具もいちいちデカくて、超大作の香り~。


おカネの香りですよ、紙幣のスメル!


こういう世界観のテーマパークがあるなら、いっぺん行ってみたいです。


中華ランドですよ!


もしもそこに行ったなら、おなかいっぱい食べてみたいな焼き餃子!!(←安上がり)


原作は夢枕獏さんということで、獏さんの小説「陰陽師」みたいな感じのお話なのですが。

お話自体は地味なんですよね~。

よくもまあ、この話に、ド派手な演出を付け足せたな~、と感心しました。


盛り上げ上手ですよ、盛り付け上手!


監督は、まさか、まさかのおカイコー!!(←チェン・カイコー)


中国を代表する巨匠のカイコーさんが、日中合作映画を撮ってくださったことに、まずは感謝ですよ。


日本人の出演者もいるし、日本語をしゃべる場面もありますよ。

これがカイコーさんの作品だと思うとありがたや~。


明らかに世界での大ヒットを見込んでいる作品ということで。

もしかしたらカイコーさん、映画作家としての魂を売ってしまったのでは?


積まれた札束を前に、ひれふしたのでは?・・・と思ってましたけども。


観てみたら手抜きはほとんど見当たりませんでした。


1場面、CG製の猫ちゃんが泣いたりして、演技をしている場面だけは安かったです。



しかしストーリー上、CG猫が演技をせざるを得ない状況。


カイコーさんが魂を売ったとしたら、そのお相手は猫ちゃんなのでした!


空海役を演じているのは染谷将太くんですよ。

あの将太くんが、カイコーさんの監督作で主役だと思うと感慨深いです。


坊さん役だから当然丸坊主ですよ。


そりゃ喜んで剃りますよ、巨匠の作品だもん!


頼まれなくても剃り上げるわな、上から下まで!!


空海は20代という設定なのでしょう。

ちょこまか動き回るし、妖術も使うし、チャーミングな空海像になっていたと思います。


チャーミング僧侶ですよ!


楊貴妃も出てくるのですが、20代の空海が生きていた時代と、楊貴妃が生きていた時代の差は30年ほどだったんですね~。

楊貴妃がヒロイン役みたいなもので、カイコーさんの持ち味であるド派手な演出も、楊貴妃が出てくる場面で存分に味わえますよ。


楊貴妃が出席するパーティー会場内には、超アクロバティックなパフォーマンスが繰り広げられてますよ。


人が空中で浮いとったから、しばらく!


ゼロ・グラビティですよ、まるで宇宙!!


パーティ会場の中心にはお池があるのですが。

どうやら中身はお酒みたい。


アル中にはたまらん、酒の池~!


楊貴妃が民衆の前に姿を見せる場面では、楊貴妃が民衆の頭の上を、空中ブランコでブランブラン!


命綱なしでのパフォーマンス。


プリンセス天功みたいでした!



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