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「サンドラの週末」★★★☆ [映画日記]

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2014年の作品です。

主人公は子持ちの主婦サンドラ。


2人生んどる、お子様を!


サンドラは病気で休職していたけれど、体調が良くなったので職場復帰。

だけど、社長が他の社員に対して「サンドラをクビにするか、ボーナスもらうか、どっちか選べ」と発令。


2日後の月曜日に、社員を対象に「サンドラをクビにするか、ボーナスもらうか、どっちか選ぶ選挙が行われる」という設定です。


ご命令ですよ「人情かカネか選べ」っていう!


無慈悲な総選挙ですよ!!


土日のうちに社員宅を回り「私に清き1票を」とお願いしまくるサンドラ。


「お助けあれ~」っていう行脚ですよ!


全編を通して、そんな地道な選挙活動が描かれている作品です。


ワテら働く庶民には、いつ起きてもおかしくない、ちょっとした出来事なんですよね~。

大事件が起こるわけではありませんが、どういうわけか喜怒哀楽があってドラマチックです。

これこそ「庶民の冒険」というお話。

人は生活の中で、何を守り、何と戦っていくべきなのかが、よく表現されています。


「ボーナス欲しいからアンタには投票しない」という、他人の煩悩と戦いつつ。「逆の立場ならボーナスより人情を優先できるか?」という、自分の煩悩とも戦う、という。

常に心の戦いなんですよね。


結果的にサンドラが「人として、自分はどう行動するべきか」を判断して成長するところが、あまりにも素晴らしい。

劇中でサンドラは「この出来事を一生忘れない」と言ってましたけども。

そのセリフには納得。

庶民にとって一生の思い出とは、こういう出来事なんだよね、と思いました。


サンドラにもらい泣きするタイプの映画に見えましたけども。

実は、投票する社員の方にもらい泣き。


端役もらい泣きですよ!


投票する社員も「サンドラをクビにすべきか、ボーナスもらうべきか」と、ものすごく葛藤していたんですよね~。


選挙活動中に、某社員が泣きながら「もちろんサンドラに投票するよ。アンタにゃあ恩がある」と快諾してくれたときは、観てるこっちも泣きました~。

「他人の助けってありがたいもんだわな、自分もあんなふうに言ってやりたい」と思いました。


サンドラ役を演じたマリオン・コティヤールは、この演技で賞レースを総ナメしていたんですね~。

それも納得。

スターのはずのコティヤールが生活感を出しています。

歩くときの姿勢や、歩行スピードやまで計算して演じてますよ。


そして、常に着ているタンクトップから、あえての「ブラひも見せ」!


しまわないんですよ、ブラひもを。


無造作なブラひもから生活臭がモワ~ン!


ブラひもの効果も見事でした。



サンドラの週末 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD

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