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「メイズ・ランナー:最期の迷宮」★★★ [映画日記]

MazeRunnerTheDeathCure.gif


若者が迷路や敵地から脱出すべく奮闘するシリーズ。


リアル脱出ゲーム映画ですよ!


ついに今回で完結~。

やっぱり、こういう作品は前2作を復習して観たほうがいいわな。


シリーズ前2作の内容をほとんど覚えていないまま観たら、何が何だか分かりませんでした!


それでも、ものすごいアクション大作に仕上がっていて、眺めているだけで十分オモローイ。


日本での知名度はゼロに等しいキャストで、これだけ盛り上げてくれれば十分。


安いけど美味い飯を食った気分~!(←出演者に失礼)


劇中、どういうわけか、アジア枠の男性キャラクター、ミンホが愛されまくっている。

大体が「ミンホを敵の手から救い出せ。助けてやるぜミンホ!待ってろよミンホ!!」みたいなノリで、ミンホミンホって、うるさーい。


もうタイトルは「ミンホ・ランナー:ミンホの迷宮」でいいかもよ!


しかしミンホは盛り上げた。

拷問されるわ、白目をむくわ、戦うわで大活躍~。


ブサイクなのに大活躍~!


あと、意外なほど見せ場が多かったのが、女性の脇役ブレンダな~。


がんばったわな、地味っ娘が!


ブレンダがスクールバスで爆走したところは名場面。

客席からも「ひえ〜」と声が上がっておりました。


あと、トーマス・ブロディ=サングスターが演じるニュートにも、詳しくは言えませんが見せ場がありましたけども。


相変わらずトーマス・ブロディ=サングスターが小学生並の童顔~。


アラサーなのに見た目はチェリー!


リアル・ピーターパンですよ!!


この子の私生活はどんな感じ?


こんなかわいい顔で女を抱いてんの?!・・・と気になってしまいました。(←余計なお世話)


「ヘイトフル・エイト」などでおなじみのウォルトン・ゴギンズも出てました。


ギラギラした顔の人ですよ!


天然の脂性〜!!


なぜかウォルトン・ゴギンズはブサイク・メイクを施して、謎のチョイ役出演・・・。


予算が余ったから、お声がかかったのかな?


大物役者は呼べないくらいの、微妙な額が余ったのかな?(←ウォルトン・ゴギンズに失礼)


シリーズ完結編ということで、かつてのキャラクターも再登場。


結集してますメイズ・オールスターズ!


そのかわり、重要な役だったはずのパトリシア・クラークソン演じる女性研究員の出番が激減。


消え去ったわい、ババ臭さ!


ストーリーはピンチの連続~。

キャラクターを見ながら「この子は消える」「この子は残る」と予測しながら鑑賞していたのですが、見事に予想とは違う結末に。

少年が、少し陰のある大人に成長する感じの着地点。


似たジャンルの「ハンガー・ゲーム」や「ダイバージェント」には無い、男子っぽさが魅力のシリーズでした。




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「30年後の同窓会」★★★ [映画日記]

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「6才のボクが、大人になるまで。では男児を、「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」では男子大学生を描いてきたリチャード・リンクレイター監督ですけども。


今回、扱ったのは50歳前後のオジン!


やっぱり「オス縛り」~!!


ってことは、次に手がける題材は「爺さん」かも。


クリント・イーストウッドが出てきて最後は死んで終わる映画かもよ知らんけど!


今回は、30年ぶりに再会したおじさん3人が、数泊の旅をすることになる、という物語。


大人しいおじさん役がスティーヴ・カレル。

神父役がローレンス・フィッシュバーンで、ブライアン・クランストンが酒場を経営しているちょい悪オヤジ役ですよ。(←死語)


いつのまにか、スティーヴ・カレルが名優みたいなポジションに就いていることにビックリですけども。


確かカレルって、かつてはコメディ男優だった気がしますけども。


確か代表作って「40歳の童貞男」だったはずですけども!


うまいこと演技派路線に乗ったな~と思います。


そんなカレルの左右から、フィッシュバーンが天使のささやき、クランストンが悪魔のささやきを投げかける、というのが基本構図。

雑談シーンはノリが良くて、リンクレイター監督の演出力が炸裂。


脚本なのかアドリブなのか分からないくらい盛り上がってましたバカ話!


そんでY談も!!(←死語)


ブライアン・クランストンはトラブルメーカーっぽいな存在なので、はじけた芝居をしていて、それがまたお上手。

さすがの演技力で、見た目もカッコよかったです。

悪友に見えて、実は優しいところもあるし、とってもおいしい役でした。


フィッシュバーンも優等生的なキャラクターでありながら、二面性があってオモローイ。

神父の黒服も似合いますしね。


ホント、フィッシュバーンってオーラが出ますな黒服着せたら!


次は学ランでも着てみたら!!


3人ともアカデミー賞にノミネートされてもいいくらいのクオリティでしたけども。

今の賞レースでは、オジン中心の映画はウケませんからな。


むしろ、オジンがキャッキャ、キャッキャ騒いでいる映画なんて、ハリウッド女優が観たら「舌打ち」されますから!


話の本筋は暗いです。


実はシュンとしてんの!


カレル役の息子が戦死して、遺体を引き取る旅物語なんですよね~。

結構な湿っぽさでした。


そして、戦争や国に対する不信感や疑問が描かれていて、簡単に言えば反戦ムード。


経験豊かなおじさんらしく、過去に対する後悔まで描かれていて、なかなか複雑で、奥が深いオジンの世界。


オジンは大変!・・・ってことがよく分かりました。


実生活でも、オジンを見たら優しくしてやろうと思います。



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「ビューティフル・デイ」★★★ [映画日記]

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作品についての知識は、カンヌ映画祭で男優賞と脚本賞を受賞したということだけ。


カンヌ受けしてるみたいなんですよ、あすこ受け!


誰が出ているのか、どんなジャンルなのかも知らないまま観るという楽しみ方をしてみました。


気分は闇鍋ですよ!


物語の主人公は、あらゆる手段を使って行方不明の少女を探すという、探偵のような、殺し屋のような仕事をしている男性ジョー。

簡単な仕事を受けたはずのジョーが突然トラブルに巻き込まれて危機に陥る、という展開なのですが。


劇中には、全てにおいての説明が一切ございません。


トリセツなんてナーイ!


ちょっとした仕草やセリフから、あらゆる設定を読み取らなければならないタイプの作品。

少しもボンヤリしてらんない。


油断禁物ムービー!


ボクちゃんも、がんばって情報を読み取ろうとしましたけども。

読み取ろうとすればするほど眠くなる・・・。


クールでユニークな作風だけど正直眠い!


たまらん!!


1時間ほど過ぎたあとに、ようやく眠気の山を越えたボクちゃん。


ついに乗り越えたわい、眠気という名のチョモランマ!


・・・と、思ったとたんに物語が終わりました。

「エッ、ここで終わり?!こんなところで?!放置?!」っていう感じですよ。


とくに、大きく盛り上がるような、派手なクライマックス場面は無かったように思います。


しかし、脚本賞を受賞したと聞いた後だと、なんだか良い話だった気がするから不思議~。


言われてみればですよ!


今回のテーマって虐待なんですよね~。

主人公の「人に言えない仕事」や、介護の場面なども含み、「社会の闇」を描いていたと思います。


暗い毎日を送る主人公ですが、ラストシーンでは希望も感じさせて、よくまとまっています。


めちゃめちゃ面白くはないけれど、良い脚本だと言われれれば、なんとなく良い気がしてくる~。(←歯切れが悪いですか)


ジョーのターゲットは、少女をたぶらかしているロリコン議員!


議員のお宅は、少女好きのオッサンらしく、少女をモデルにした絵画や像が飾ってあるというロリコン屋敷!!


充実の変態インテリアでした。


今回の作品で男優賞を受賞したのは、ジョー役を演じたホアキン・フェニックスだったんですね~。


冒頭から危険な香りを放出するフェニックス。

暇つぶしのお遊びは、ナイフのお口入れ。


刃物がおもちゃ!


「そんなことをしていたら、いつかベロを切んよ!お口に入れるならミルキーにでもしときなよ!と思いながら観てましたけども。


そういう役がホアキンにはピッタンコ~。


邦題は「デンジャラス・フェニックス」でいいかもよ。



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「レディ・バード」★★★☆ [映画日記]

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アカデミー賞の監督賞、作品賞、主演女優賞、助演女優賞などにノミネートされていた青春映画ですけども。


何も、そこまで褒めてやることもないけども!


しかし、なるほど、なかなか良い感じの作品でした。


監督と脚本を担当したのは女優のガー子!(←グレタ・ガーウィグ)


初監督作にしては上出来の仕上がりにビックリ~。

劇中の時代設定は2002年。

ガー子の世代は、2002年がノスタルジーなんですね。


2002年なんて、ボクちゃんからしてみれば、ついこないだなんですけども!


つい昨日くらいの感覚ですけども!!


ガー子自身の高校生活をモチーフにした物語。

自身を反映した主人公クリスティン役を演じたのが、世界レベルの美人シアーシャ・ローナンちゃんだとは!


ガー子、ちょっぴり図々しいけども!!


監督としての意向だから仕方ありません。


シアーシャ・ローナンちゃんもな~、本人は成人を過ぎて結構経ちますけども。

17歳という設定のお子さま演技をがんばっています。


生娘ぶった演技ですよ、ぶりっ子~!(←死語)


素は超・美人のシアーシャちゃんが、劇中では雑な振る舞い。

部活で上演したミュージカル場面なども、牧歌的で微笑ましかったです。


客席もウケてました。


シアーシャちゃん、アンタ日本で笑われてんよ!(←ホメ言葉)


プロムの場面で、ちょっとヒラヒラしたお洋服を着ると、とたんに美人オーラが出てしまうシアーシャちゃん。


化粧とドレスで変わる女!


化かせる女ですよ!!


クリスティンが、家族、友人、恋人、教師などとの関わり方に悩みながらも成長していくという、映画「スウィート17モンスター」みたいな感じの、よくあるタイプの内容なのですが。


今回の映画の場合は、初めて男子に抱かれるような場面もあるんですよね~。


踏み込んでんの性に!


いなか暮らしの細かい描写、めちゃめちゃ幸せでもなければ、不幸でもない生活感など、正直な作風に好感が持てました。

ガー子さんが自分の過去に向き合ってますよ、真っ正直に。


ああ、バカ正直な子!


とくに、母親との愛憎劇がナチュラルに描かれていてるところが特徴でしょうか。

「生娘映画」としては腰の入っている部類だと思います。


クリスティンの歴代ボーイフレンドを演じる男優が、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のルーカス・ヘッジズ、「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメですよ。


シアーシャちゃんが、実力派の若手男優2人に抱かれたがるという構図が奇跡~!


ミラクル生娘ですよ!!


この男女3人は、若くしてアカデミー賞をとれる人材なんですよね~。


カネのなる木が3本!


キャスティング・センスも光ってました。


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「チャイルド44 森に消えた子供たち」★★★ [映画日記]

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2015年の作品です。

1950年代のソ連を舞台にしながらも、ジャンルはサイコ・ミステリーというのが新鮮~。


珍ミステリーですよ、珍ミス!


主人公レオは、MGB(ソ連国家保安省)の捜査官で、日々スパイ狩りをしている、という設定も刺激的。

冒頭からバイオレンス映像が満載で辛口映画の予感~。


死体役のお子さまも良い演技をしていました。

目を開けたまま微動だにしない。


きっと大人に「目をつぶったらいかん」と指示されたのでしょう、言われるがままですよ!


本編は137分もあるのですが、本格的な殺人ミステリーになるのは、始まってから1時間ほど経った後。

犯人を探し始めたら、割とすぐに見つかりました。


事件の真相は、いい感じに社会派要素が入っていてオモローイ。


ソ連の臭いがするはずの作品ですが、出演者からはソ連の臭いは一切しない。


ひとつも臭くナーイ!


無臭なんですよ、ムシューダを仕込んだ引き出しみたいに!!


主人公レオ役はトム・ハーディ、妻役はノオミ・ラパス、上司役はヴァンサン・カッセル、部下役はジョエル・キナマン、転職先の上司がゲイリー・オールドマンなど、豪華キャストが世界中から集結~。


ホント、役者は国籍不問。


ソ連が舞台だけど誰でも歓迎~!


ウェルカムなお国ですよ!!


トム・ハーディとゲイリー・オールドマンは「ダークナイト」シリーズで共演済み。

ジョエル・キナマンとゲイリー・オールドマンはリメイク版「ロボコップ」で共演済みなんですよね~。


みんな仲良いのかな~、飲み会とかやってんのかな~、お会計はワリカンなのかな~なんて思いながら観てました。


トム・ハーディはゲイリー・オールドマンの前だと演技が激しい感じ~。

師弟対決みたいでワクワクしました。

ゲイリーは実力派だから、トム・ハーディも意識してんのかな~。


トム・ハーディの役柄が、彼本人にピッタンコ~。

怖くて融通がきかないキャラクターなのですが、実は、女性や子どもには優しいという男性。

かわいそうな子どもを見ると涙を流してましたから。


すぐ涙が出るんですよ、徳光さんみたいに!


トム・ハーディ本人も、こんな人だったらいいな、と思いました。


妄想ですよ、トム・ハーディ・ドリーム!


トム・ハーディに抱かれている役のノオミ・ラパスは、実はイヤイヤ抱かれているという設定。


むなしい抱かれですよ!


いつ別れてもおかしくない2人なのですが。

2人が同時に悪者に襲われたりしたときは「アンタはそっちをやって。こっちはアタイに任せな」みたいな掛け合いで危機を回避。

見事なコンビネーションですよ。


まるでプロレスのタッグチームみたいな男女!


クライマックスでは2人で泥に入って大暴れ。


ノオミのお口にも泥がin!


上から下まで泥まみれになった2人は、もはやハリウッドスターというより巨大な泥団子~!!


2人とも、よくやったな~、と思うのと同時に、2人ともお似合いのカップルだと思いました。


2人とも、メチャクチャやれる俳優ですもんね。


結婚すればいいと思う~。(←テキトー)



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「デッドプール2」★★★☆ [映画日記]

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「X-MEN」シリーズと同じ世界のアメコミ作品ですが異色~。


おふざけ過ぎてる、お戯れ〜!


冒頭から、主人公デッドプールが、アメコミ映画「ローガン」の結末について論じてますよ。


「ローガン」のネタバレ論議ですよ!


その他、アメコミ映画をイジるネタが多くて、お客さんもウケとった。


デッドプール役のライアン・レイノルズ本人に対してもツッコミもありましたけども。


レイノルズを知っているお客さんは大爆笑、知らないお客さんはキョトーン!


大きなお口をポカーーン!!


そういう内輪ネタも遠慮なく披露していて楽しかったです。


また劇中のデッドプールが、いちいち「それって差別表現じゃない?」と指摘。

「X-MEN」の「MEN」って女性蔑視、と言っちゃうところがイマドキでした。


コメディ路線ですが、あえての「R 15+」。

バイオレンスシーンがハードすぎてビックリしました。

なるほど、確かにこれはお子さまには見せられぬ。


チェリーボーイは見たらいかん!


券をもぎられる前に帰んなよ!!


監督は「ジョン・ウィック:チャプター2」などのデヴィッド・リーチということで。

シリーズ前作に比べて肉体アクションの質が向上〜。


意外だったのは、あの人、コメディ演出も上手だったこと。


アクションもコメディも演出できるなんて、まるでウッチャンみたいなお方〜!(←他の例えが思いつきませんでした)


そしてシリーズ前作に比べてストーリーも分かりやすくてメジャー感がアップ。

いかにもアメリカ人が好きそうで、アメリカでヒットしそうな作品に。


ビジネスとして成功させる気マンマンで、下品な題材の割にはソツのない、ヤリ手な仕上がりでした。


アメリカ人って、ホント逃しませんな儲け時!

 

ちゃっかりしてんよ、メリケン様は〜!!


今回の敵役は「アベンジャーズ」シリーズでも敵の大ボス役を演じているジョシュ・ブローリンですよ。


股にかけとるアメコミ界!



ブローリンの売れ方が変。


妙な男優!


偏ってんのマンガ映画に!!


そのうちジョシュ・ブローリン・バブルが弾けるんじゃないかと心配です。


今回はデッドプールに、スーパーパワーを持つ仲間が増えましたけども。

みんなバカみたいでおもしろーい。


特別なパワーは「運がいい」というスーパーヒーローが、地味ながら最強説。


どんなトラブルに見舞われても運良く助かる、っていう子。


ボクちゃん、スーパーヒーローになるなら、「運がいい」この人になりたいです。


そしたら、まずは馬券を買うわな!


馬券が当たって富豪になったら宗教でも立ち上げて、そのまま教祖へと昇華したいわな!!


夢が広がる「運がいい」ヒーローさんでした。



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「ゲティ家の身代金」★★★☆ [映画日記]

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観ましたよ、ゲティ家だかベティ家だか、ベッキー家だか何だか身代金!


大富豪の孫が誘拐されて、巨額の身代金が要求されたという、1970年代に本当に起こった事件がベースになっているようです。


大富豪はジャン・ポール・ゲティという名のお爺ちゃんですけども。


これは名物爺さん!


キャラ立ちがスゴイです。


ドケチ・キャラで売ってるんですよ、岸辺四郎さんみたいに!!


 

お城みたいなお家に住んでおきながらも、ドケチ・エピソードのオンパレード。


もはやドケチ大作ですよ!


ビックリしたのは、爺さんの自宅内に、お客さんが「電話を借りたい」と言ったとき用の電話ボックスが設置されていたところ。

自分ちの電話線を客に使わせてたまるか、っていう。


通話代の節約ですよ、10円節約!


誘拐された孫の身代金すら「出してたまるか、もったいない」っていう、すんごい爺さん。


「儲けることと、カネ持ちは違う。儲けることなら誰でもできる」みたいな、長者らしい持論にも「へ~」と思いました。


いつも50円コロッケを食べて、日々をしのいでいるボクちゃんが、遠いまなざしで「へ~」ですよ!


そんな感じで、長者の意識がワテら貧乏人とは別世界で、なんだか笑ってしまいました。


もうね〜、笑うしかないんですよね〜!(←泣きながら)


そんな爺さんに、義理の娘ゲイルが「孫のためにカネを出さんかい。ケチケチすんな」みたいな感じで言い寄る、というのが物語の大筋。


カネを出させるために策を練るんですよ、家族内・錬金術!


ゲイルは、ジャン・ポール・ゲティと対象的に描かれているためか「金欠」という設定。


貧乏母ちゃん!


その割には、着ている服も自宅も立派。

もしかしたら「金欠」というのは脚色だったのかな。


母は息子の命を助けるためにカネがほしい、爺さんは孫の命よりカネがほしい、誘拐犯は息子の命と引き換えにカネがほしい。


みんな銭に対して死に物狂い!


話の中心が常にカネで、だんだん「おカネって何?なんでそんなに必要なの?どうでもいいじゃない」と思えてくる、不思議な脚本でした。


ゲイル役はミシェル・ウィリアムズ、彼女を手助けする役がマーク・ウォールバーグでしたけども。

2人ともジャン・ポール・ゲティ役のクリストファー・プラマーに食われていたかな。


ウォールバーグが「俺は大金を持たないほうがいい。カネで人生がダメになるタイプ」みたいなことを言っていて「なるほど」と思いました。


「自分にはカネがない」って意味だけど、カッコよく聞こえるわな。


物は言いようだわな


作品の完成後に、不祥事を起こしたケビン・スペイシーの代役として、急遽ジャン・ポール・ゲティ役をプラマーが演じることになったそうですが。

ものっすごく出番が多い〜。

これは、撮り直しも大変だったことでしょう。


プラマーが出てくると「この場面は撮り直したんだね。こっちの場面は合成したね」と、ついつい撮り直しチェックをしてしまって気が散りました。


ジャン・ポール・ゲティの息子役を演じた男優さんがスペイシーに似てる~。


スペ面~!


そんなスペイシーの残り香も味わえました。



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「ファントム・スレッド」★★★☆ [映画日記]

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1950年代ロンドンのファッション業界を舞台に、ある「年の差カップル」の事情を描いております。


アパレル・ラブですよ、ゾゾタウン社長と剛力彩芽ちゃんみたいな!


主人公は有名なドレス・デザイナー、レイノルズ。

佇まいと仕草が相当ダンディです。


まるで西洋の田村正和ですよ!


独身生活を楽しんでいて、取っかえ引っかえ女性を抱いてるレイノルズ。

気に入った女性は自宅に住まわせ、飽きたら追い出すという生活をしているようです。


抱き捨てですよ、使い捨て!


ああ、ホッカイロみたいな女たち!!


そんなレイノルズが、喫茶店のウェイトレス、アルマをナンパして始まる物語。


茶屋の娘を見初めたんですよ、悪代官みたいに!


さすがファッション・デザイナーのレイノルズ、自宅デートで娘の体を採寸。


寸法プレイですよ!


そんなデートの真っ最中、2人の間に割って入り込んできたのが、レイノルズの姉ですよ。


推定年齢60歳、嫁に行き遅れた姉ですよ、宮本信子似の小姑~!


この姉が最高~。

初対面のアルマに鼻をよせ、クンクン臭いをかぎだした。


クンクン女のお姉さま!


どうやら鼻が利く姉さん。


アルマに対して「臭ってるで、レモン汁」と、臭みの元を言い当てた。


アルマの返答は「さっき、お夕飯食べたから」でしたけども。


もしかしたら、おかずのから揚げにレモンでも搾ったのかな?・・・と思いました。


から揚げにレモンを搾るときは、しぶきが飛ぶもんだからね!


下手すりゃ目にも入るから!!


体の寸法を測り終えたアルマは「私、自分の体が嫌いなんです。ペチャパイやし」と自虐ネタ。


それを聞いた姉は「弟はアンタの体、好っきゃで。胸より腹が出とる女が好みやからとチクリ!


なんという楽しい会話でしょう、5時間くらい観ていたい!


そんなこんなで、レイノルズ、アルマ、そしてレイノルズの姉、という、小姑を含んだ恋愛劇が繰り広げられるのですが。


50過ぎて独身のレイノルズは、自分の生活スタイルが確立されていて、アルマが入り込む余地なし。

アルマは若すぎて、レイノルズの空気を読みきれぬ。


レイノルズは、アルマの食事音だけでイライラしています。


箸の上げ下ろしもイヤになっている状態!


絵に描いたようなギクシャク感。

レイノルズが病気のときだけは、うまくいくという。


うちの両親もこんな感じだったし~。深みは無いけど分かりやすいラブ・ドラマした。


監督はポール・トーマス・アンダーソンということで、他作品と同じくアートでエレガントな世界観でしたけども、話はキャッチーで退屈しませんでした。


ポール・トーマス・アンダーソン監督作でありながら、眠たくないという奇跡~!


男のバカっぷりと、女の怖さという普遍的なテーマもエンターテインメント。


最初は地味だったアルマもな~。


最後の方は、ちょっとかわいい松居一代みたいになってましたしね。



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「カーゴ」★★ [映画日記]

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Netflixオリジナルのゾンビ映画ですけども。

主演が、なんとマーティン・フリーマンだという。


売れてるあの子ですよ!


すでにゾンビが蔓延している地球が舞台。

生き残りをかけて過酷な人生を送る人間たちのはずですが。


明るい印象のマーティン・フリーマンが演じると危機感は薄れるわな。


ネアカですから!(←死語)


そんで身ギレイですよ。

着ているシャツは洗濯されているようだし。


風合いも良いですよ、どんな柔軟剤で仕上げてるか知んないけども!


いくら顔をヨゴしても、どうしても清潔感が出てしまうマーティン・フリーマン。

壮絶感を出せないところが残念~。

どうにも世界観と本人の味が合わぬ。


刺身チョコレートかけたような印象でした!


菌におかされ、倒れこむマーティン・フリーマン。

痛みか何かに耐えて、体がブルブルしてますけども。


そういう病気の演技も似合わぬマーティン。


おなかをゆるくしたボクちゃんが、お便所を探しているときに似た動きでした!


そんなマーティンも好感度だけは高いから、背負った乳飲み子とのツーショットはお似合いでした。

乳飲み子も、これがまたかわいい子役~。


子役がマーティンに懐いている感じもよく伝わりましたけども。


あんまり乳飲み子が懐いているから、マーティンのお鼻にもお口を付けておりました。


それを観て、乳飲み子に「ばっちいよ!」と注意したくなりました。


小鼻の毛穴は汚れてっからね!


黒ズミですよ!!


ゾンビと戦うというよりは、父親が幼子を安全な地に送り届けようとするお話。


お届け物語!


舞台は、ものっすごい広大な荒野で「ロケ地はどこですか?鳥取砂丘ですか?」と思ったら。

それはオーストラリアらしいです。


大自然らしく、演技する役者さんの付近にはバエが飛びまくり。


たかってくんの、小バエ!


映最高のリアリティを出してくれる存在でした。


小バエに感謝ですよ!

 

ゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」のヒット以降、映画でゾンビを描いても「ウォーキング・デッド」を超えることができなくなってしまいました。

映画で描かれるゾンビといえば、半分コメディ調か、大胆に生態をアレンジしたものばかり。


今回の作品は、久々のシリアスなゾンビ映画だったから、成功してほしかったな~。


今回のゾンビ表現にも、ちょっとした新味がありました。

それはゾンビに噛まれた人間は、目から飴状の粘液が出る、というもの。


その色といい粘り具合といい、カンロ飴を溶かした感じ?


久々に、カンロ飴をねぶりたくなりました。



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「ピーターラビット」★★★ [映画日記]

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世界的に有名なビアトリクス・ポターの絵本が、まさかの実写化~。


予告編で、リアルCG製のピーターラビット観たときは、「ピーターラビットはコレジャナイ」感がスゴかったのですが。


素朴な味わいだった絵本を、今風のアレンジで映画化しているんですよね~。


きんぴらごぼうアイスクリームにアレンジしたようなもんですよ!


いくらアレンジされているとはいウサギ自体はかわいい~。


素材のお味は生きてるんですよ、クノールカップスープみたいに!


劇中では、たくさんのウサちゃんがピョーーン!!


ウサちゃんたちは上着を羽織っているところが、またかわいい~。

とくにピーターラビットのいとこのうさぎが、耳が垂れていてかわいい~。


劇中では、ウサギを狩るおじさんも登場。

ウサちゃんをさばいて、パイにしてしまうのですが。


それはそれで美味しそう~!


ボクちゃん、もうウサちゃんがかわいいんだか、美味しそうなんだかわからない・・・。


愛したいんだか、食べたいんだか分からない!


愛した後に食べれば気が済むのでしょうか~?!


作風は、CGキャラ映画の成功作「テディ」以降に定着した「かわいいCG動物が悪態をつく」というパターン。

デートムービーとしても対応できるように、人間の男女のラブストーリーも取り入れてますよ。


その男女の年齢が、若くもなく、年増でもなく・・・。

アラサーでもアラフォーでもない微妙なお年頃。


婚期を逃しそうで、逃さなさそうなギリッギリの線!


綱渡り世代ですよ!!


ファミリー層の他、若いカップル、独身層、新婚層など、多くのお客さんを喜ばせるべく、ものすごく工夫がされている設定でした。


ヒットしたくて必死なんですよ!


それは、ビアトリクス・ポターの絵本に対しての敬意だと思いたいです。

映画化しても、興行的にコケたら失礼ですもんねぇ。


人間の女性役はバン子!(←ローズ・バーン)


性格の良い役を演じるバン子さんを初めて見たわい。

他のコメディ作品では、イジワル役を嬉々として演じてますもんね。


今回は、優しくてオシャレで、ナチュラル派の女性役。


リンネル読んでそうな女~!


バン子さんて、よく見ると実はスイートな顔をしているんですよね~。


甘面なんですよ!


人間の男性役はドーナル・グリーソンなのですが。

明るい髪色をダークに染めて、ちょっぴり悪い感じを出しています。


髪色で気分も変わるんですよ!(←ビゲンかシエロか何かの宣伝文句みたいですが)


グリーソンの代表作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」でもそうでしたけども。

この人、一杯食わされて悔しがる演技がハマるわな。


ヤラレたほうが輝くんですよ、昔の山崎邦正さんみたいに!


普段ツンとしているから、ヤラレた時に面白味が出るのかな。


面白エキスが抽出されるのかもよ!



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