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「キング・アーサー」★★★ [映画日記]

kingarthur.gif


主人公は有名なアーサー王。

日本名を付けるとしたら朝雄さんでしょうか?!

冒頭から、巨大怪獣サイズの象さんが出てきてパオーン!

まるで動くビルですよ、ビルヂング!!

ド派手なCG映像を組み込んで魔法と剣の世界を描いた、ファンタジー・アクション大作に仕上がっているのでした。

残虐だったりセクシーな場面は一切ナシ。

ポロリもナーイ!

なんとなく、中国市場を狙ってるような作風ですけども。

監督はガイ・リッチーなんですよね~。

「あ~あ、ガイ・リッチーも中国市場に魂を売ってしまったんか。そんなに銭が欲しいんか?!元妻マドンナに払う慰謝料、まだ足りんのか?!」と、残念な気分で観始めたのですがね~。

なんと、こんなバカみたいな映画の中でも、ガイ・リッチーの個性は消えていない。

残ってんの、しぶとく!

襟元のしぶとい汚れみたいに頑固!!

幼少のアーサー王は売春宿で育てられ、悪そうな仲間とつるんで商売しながら成長するというあたり、ガイ・リッチーの持ち味であるストリート感覚が生きている。

かつて手がけた「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」みたいな、小粋なチンピラ・クライム映画の風味が出ております。

チンピラの臭みが、たまらん!

出演している男優陣も、詳しく知らない人ばかりなのですが。

子役も含めて、イギリスとかスコットランドとか、あのへんに住んでそうな庶民面がズラリ。

見事なヨーロッパのシズル感!

男選びもお上手なのでした、紗栄子並みに!!

お得意のスピード感あふれる「スタイリッシュ編集」も炸裂して、商業映画に自分の個性を完璧に乗っけております。

乗るのもお上手、ひかれたレールに!

もうこの監督、完全にハリウッドでの生き方を分かっているな、と思いましたけども。

監督の個性が強いせいで、中国客を魅了するには、少しクールで辛口な味わいのような気もします。

わずかに時間軸をズラす「ちょい回想」という編集テクも、ボクちゃんは好きですけども、中国市場だと難しく感じるかもしんない。

ちょっとゴチャゴチャした印象になるしね、みかんの皮茶筒が散らばった茶の間みたいに!

主人公アーサーを演じたチャーリー・ハナムのフンイキは、ブラピとチャニング・テイタムを足したような感じ~。

略して「ブラッチャ」という感じ~。

宿敵の叔父役はジュード・ロウが演じているのですが。

冒頭で見せた若かりし頃の姿では、当然のように毛髪は増量キャンペーン実施中!

ついつい生え際に目が行ってしまってすみません。

「CG映像が発達した現代においても、その生え際だけは明らかに不自然」と、ついつい思ってしまって、すみませんでした!!


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「怪物はささやく」★★★☆ [映画日記]

amonstercalls.gif

子供映画ですけど大人向け。

おそらく子供が観ても難しいと思う~。

ボクちゃんも、あんまり理解できんかった~大人なのに!

病気の母と2人暮らしをする男子コナーが主人公。

学年は中学生くらいかな。

難しいお年頃ですよ、思春期だか発情期だか知んないけども!

人や物に当り散らして、時には手が付けられない状態に。

まるで昔の的場浩司ですよ!

コナーはヘッドホンで何か音楽を聴いてる場面もありましたけども。

ありゃあきっと横浜銀蝿だね!(←古いですか)

そんなコナーが、夜な夜な巨大な怪物に会う悪夢を見て、怪物と会話を交わしていくと共に、自分の内面に向き会う・・・という、主に男子の内面が描かれた作品だったと思います。

心のモヤモヤ映画なんですよ!

コナーには空想癖がある、という設定がミソ。

ちょっとした中二病!

怪物も空想の産物なのですけども。空想が現実逃避をもたらすと共に、一層の現実味を知らしめる、という「空想=自己治癒力」みたいな意味付けがされていたところが面白かったです。

いい味付けでした、「味付け卵」みたいな!

男子中学生が、己という個人の中で問題を解決するところがグッときました。

ふんばって、ふんばって成長したわい、横綱みたいに!

その他、コナーと家族との絆についても、なかなかリアルなドラマが展開。

コナーの母、母と離婚している父、祖母が出てきますけども。

祖母や父がコナーに手を焼きながらも、「それでも血は繋がっているから」という思いで受け入れ態勢。

それは「そうなるよね、家族だもん」と納得できる対応でした。

神対応ですよ!

祖母がコナーに言う「私たちは気が合わないけれど、あなたのママが私達の共通事項。(なんとかして理解し合っていきましょうよ)」っていうのが名セリフ。

家族の心のつながりが、いかに複雑であるかを、よく表現できていると思いました。

そんな感じで~。男子の内面と、家族関係が複雑に入り乱れ、心象風景と現実が、どこかしらカブり合うという、難易度の高い構成がなされておりました。

祖母を演じているのは、シガーニー・ウィーヴァー。

ババア役がシガーニー・ババア!

祖母は、ちょっぴりいじわるなキャラクターとして登場してくるので、シガーニー・ウィーヴァーにピッタリ。

怖い顔が生きたわな!

最も重要な人物は、コナーの母だと思うのですが。

コナーと母の関係は「言葉じゃないもので繋がっている」という特別感がよく出ていて良かったです。

コナー役を演じた子は「PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~」に出てた子なのですが。

これまた演技力が素晴らしい~。

この子、どことなく顔がオッサン臭い味わいなんですよね~。

オヤジ・ボーイですよ!

男子中学生でありながら、中年になる頃の顔が想像できました。

少年をひと目見れば10年後の顔が分かるという、ジャニー喜多川の気持ちが分かった瞬間でした。



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「パトリオット・デイ」★★★☆ [映画日記]

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主演はマー君!(←マーク・ウォールバーグ)

監督はピーター・バーグという、同じコンビで手がけた「ローン・サバイバー」「バーニング・オーシャン」に続いての、実話シリーズ3作目ですよ。

ついに3本も作り上げたわい。アン・ドゥ・トロワですよ!

今回の作品では、2013年のボストンマラソンを狙った爆破テロ事件と、犯人逮捕までを描いております。

実話三部作の中では、庶民が最も身近に感じる題材ということで、ボクちゃんも鑑賞中はとっても怖かった~。

ヒヤッとしたわい、背中にコンニャク当てられたみたいに!

マラソン大会の会場内で、テロリストがすぐそばにいる空気感にゾッ。

マラソン大会のスタート時に流れるカウントダウンすら不気味に聞こえて効果満点でした。

爆発事件後にどんな捜査が行われ、どんなふうに警察が犯人を追いつめたかは知らなかったのですが。

まー最近のFBIによる捜査は近代的ですな~。

犯人の姿とか、監視カメラに映ってるんですよね~。

カメラにグッジョブですよ。

カメラというか、キャメラに!

捜査状況がリアルっぽくて「さすが実話」と思いました。

逃げた犯人は凶暴~。

テロリストって死ぬ気マンマンなんですよね~。

窮地に陥ったら自作の爆弾をバンバン爆発させて、なんかもう手が付けられませんよティラノザウルス並みに!

犯人と警察が、こんな死闘を繰り広げていたとは・・・。

スピード解決する、この事件。

ノンフィクションでありながら、圧倒的なサスペンス・テイストで、「すごい。迫力満点」と唸ってしまいました。

監督も実話映画のまとめ方は手慣れたもの。

おまとめ上手!

まずは、事件に関わってしまった人が、どんな真摯な態度で、事件や被害者に向き合ったかを、丁寧にすくいあげていたと思います。

爆発で亡くなった子どもの遺体を、道路上でず~っと立ちっぱなしで見張っている警官とか。

地味だけど良いお仕事なさったんだな~、と、グッときました。

マー君とは全く絡まないキャラも数人いて、それぞれが別シチュエーションで事件と向き合うことになるあたりも、群集劇っぽくて、なんとも映画的でオツな味でした。

ある中国人男性には、ハラハラドキドキさせられました~。

やるもんだわな、あのちょっぴりブサイクな中国人男性!

主役のマー君を食う活躍をしておりました。

前2作の着地点は、被害者への追悼でしたけども。

今回は追悼もありながら、「テロは許さない」「愛国心」というアメリカ精神を打ち出し、家族愛や男女のラブ・ストーリー的な要素も組み込んで、サービス心が全方向に放射

噴水みたいにプシャーーッ!

まさに実話三部作を締めくくるにふさわしい充実の出来映え。

「メッセージ性のある実話エンターテインメント」という、実話というジャンルに納まりきらない、別次元の完成度に到達。

もはや四次元の世界でした



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「20センチュリー・ウーマン」★★★ [映画日記]

20thCenturyWomen.gif

「20世紀少年」みたいなタイトルが付いてますが無関係~!

20世紀を駆け抜けた女性が描かれております。

昭和をかけぬけた女ですよ。

でんぐり返りで昭和をかけぬけた森光子みたいなもん!

主に描かれる時代は1970年代。

15歳の息子に対しての子育てや、自身の恋愛観について悩んでいる55歳のシングルマザーが主人公。

彼女のお名前はドロシアですよ。

ドロリッチじゃありませんから!

演じているのはベニ子なのですがね~。(←アネット・ベニング)

サッパリとした好感の持てる演技をしております。

自宅の部屋を他人に貸していて家賃収入もある様子のドロシア。

ああ、夢の大家生活〜!

住民たちが個性的で、ちょっぴりオシャレな「めぞん一刻」みたいなフンイキも。

ドロシアは、設計事務所みたいなところで働く愛煙家で、若者文化にも理解がありますよ。

そんなところも、当時の「先端を行く女性」という感じ~。

ドロシアの女性像と共に、息子ジェイミーの思春期エピソードも描かれていて、母と子の「絆ドラマ」が展開するものの。

ビックリするような、とっぴょうしもない出来事が起こるわけでもなく・・・。

平和なお話。

ぬるま湯ストーリー!

鑑賞後に調べたら、今回の物語は、監督のマイク・ミルズ自身と母親をテーマにした、とのこと。

なんじゃい、アンタの話かい!

どおりで、とりたてて何にも起こらないはずなのでした。

それでも、母への敬意は十分に感じる内容。

これは「母の日」に観るといいかもしんない。

ジャンルはおかん映画ですよ!

息子ジェイミーが監督自身の役ということですけども。

まー、美形でかわいい子役を選んだわな。

アンタ、子ども時代は、そこまでかわいくなかったと思うけど?!・・・と思いましたが、まあいいです。

部屋を借りている女性役が、「フランシス・ハ」などでおなじみのグレタ・ガーウィグ。

息子ジェイミーの幼なじみ役がエル・ファニングという、最近人気の面子が集合~。

そして、みんな、もれなく演技はナチュラル派~。

そよ風みたいな女優陣ですよ、本上まなみみたいな!(←古いですか)

いや~しかし。

エル・ファニングは良くなる一方ですな~。

ベニ子と同じくらい目立ってる。

髪、顔、手足、肌感、そしてブラジャー!

全てが素晴らしい。

フレイクした者にしか出せない勢いを感じました。

そんなエル・ファニングを含め、子役にまで超・強力なシモネタを言わせているのが脚本の特徴。

脚本もマイク・ミルズが書いているのですが、アンタも調子に乗ったわな〜。

「シモネタ=面白い」という感覚がオッサンらしくて苦笑いでした。



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「武曲 MUKOKU」★★★ [映画日記]

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剣道ムービーですよ、高校の部活映画!

しかし広瀬すずちゃんは出てナーイ!!(←「ちはやふる」や「チアダン」じゃありませんので)

剣道を突き詰めていくと殺人になる、もっと突き詰めたるとどうなるか!?・・・という精神的な内容で、ビジュアルもハードでした。

スポ根でありながら、さわやかな場面はございません。

「競技」と「殺人」の間を行った利来たり。

ドロドロして、観ていると心がヒリヒリしてくるという、刺激的なスポーツ映画に仕上がっておりました。

防具とか、お寺とか、日本的なアイテムが多いし〜。

期待できるかもよ、外人ウケも!

剣道の達人でありながら飲んだくれた生活を送っている男の役を、綾野剛さんが演じているのですが。

「こんな人がいたら近づきたくない」というようなネガティブ・オーラが出ていて素晴らしいです。

剛さんて毛量が多いじゃないですか~。

ボリューミーじゃないですか〜、湿気をよく吸って!

あの毛量が浮世離れした感じを出すのに役立っていると思います。

感謝だわなヘアーに!

剛さんが、ガールフレンド役の前田敦子ちゃんの服をはいだら、前田敦子ちゃんのパンツが丸出しに。

前田敦子ちゃんの一番の見せ場がアレでした!

できれば、顔の方を映してあげてほしかったです、尻よりも!!

そんな剛と、剣道の師匠である父との愛憎関係が描かれておりますが。

父親がしごき王!

激しい指導場面は、剣道版「セッション」という感じ。

デンジャラス剛のパートと、高校の剣道部に入った新人パートという、2軸でストーリーは進んでいくのですが。

剛と新人高校生との関係性が、イマイチよく分からないままだったんですよね~。

なんで2人が戦うことになるのか、あんまり頭に入ってこなかったのですが。

鑑賞後に解説を読んだら「剛は新人高校生の中に、父親と同じ剣道の資質を感じていた」とのこと。

「新人高校生と戦うことは、父親(トラウマ)と戦うことだったんか」と、納得いたしました。

新人高校生役を演じているのは、村上虹郎くんですよ。

虹郎ですよ、キラキラネーム!

ニックネームは「レインボー」でしょうか?!

ちょっと演技が大げさだけど、がんばっています。

何かの賞くらいはとれそうな勢いは感じました。

後から知ったのですが、村上虹郎くんて村上淳さんとUAの息子さんだったんですね!

UAの二世、U2ですよ!

父母の良いところを、うまいこともらったお子様だと思います。

今後もまっすぐに育っていただきたいです、逮捕などされずに~。



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「光をくれた人」★★★☆ [映画日記]

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ファスベンヴィキャ子が、夢の共演~!(←マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデル)

およそ100年前の孤島にて、男女がつむぐ愛と罪の物語ですよ。

灯台の管理所(住居付き)が舞台だから、タイトルに「光」が付いてるんでしょうね、上手いです。

孤島で1~2名で暮らすって、寂しいと思うし、ケガや病気になったとき困ると思う~。

せめてWifiが来てればねぇ。

電波が来てればねぇ!

助けが呼べるのにねぇ、インスタだか何だかで!!

お話も適度に重量感があって、とっても良かったです。

まずはファスベンに昔の衣装が似合ってる。

それで、手にランプとか持つと最高。

その佇まいなら、「天空の城ラピュタ」のムスカ役もこなせそう~。

ファスベンが、海辺の街に降り立ったとき、海鳥にエサを投げている美女役がヴィキャ子ですよ。

エサ美人ですよ!

地元にいる美女役がピッタリ。

ハマってるネ、地元っ子!

たしかにヴィキャ子はかわいかったです。

なんだか、名作アニメにでも出てきそうな感じ~。

「未来少年コナン」のラナ役もこなせそう~、年くってしまってるけども!

この共演がきっかけで、実生活でも交際が始まった2人。

そのせいか、スクリーンに映る2人がセクシー。

肌が合ってんの!

自然に出てます「抱いてる感」!!

それって恋愛映画では重要だと思います。

2の色気がこの作品を支えていると思いました。

劇中でも愛し合っている設定の2人なのですが。

ある事件をきっかけに、心がズレていく。

たったひとつ、選択のボタンをかけ違えただけで、あらゆる人の愛の方向性が狂っていくんですよね~。

登場人物は全員、ただ人を愛しているだけなのに。

そこがフシギだし、もどかしくもある展開。

人を愛することは、こんなにも難しいものなのか、と思いました。

結局~、諸悪の根源はヴィキャ子の判断ミスだと思うのですが。

あの子の凡ミスですよ!

ヴィキャ子に同情してしまい、責める気にならないのが、またやるせないです。

誰でもさ~、心が傷ついたとき、そして傷が癒えてないとき、判断ミスをするものなんですよね~。

魔が差す瞬間をバッチリとらえていた作品でした。

監督と脚本を担当したのが「ブルー・バレンタイン」のデレク・シアンフランスということで。

やるせなさを表現させたらピカイチのお方。

納得の出来映えでした。

ファスベンとヴィキャ子の間に入り込んでくる富豪の女役がレイチェル・ワイズなのですが。

凄味がある演技が素晴らしい~。

向こうからレイチェル・ワイズが近づいてくるだけで、なんだか不安な気持ちになって、肌がゾワゾワしてきますよ、ブルドックでも近づいてきてるみたいに!

ヴィキャ子が玄関を開けたらレイチェル・ワイズが立っている、という場面も怖かった~。

もしもボクちゃんがヴィキャ子なら、レイチェル・ワイズの顔みた瞬間、腰ぬかすわな!

見事な「玄関女」っぷりでした。


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「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」★★★ [映画日記]

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ブラッド・ピット主演の映画なのですが、なんとNetflixで限定配信されているという作品。

劇場公開しないんですよ、スター様が出てんのに!

実在した、アフガニスタンの駐留米軍司令官グレン・マクマホン陸軍大将の活躍に焦点を当てたお話なのですが。

アフガニスタンの武装した市民(武装勢力)に対して友好的な交渉をし、いかにアメリカの方針に取り込んでいくか、という、話術がメインという一風変わった戦争映画に仕上がっております。

勝負はお口次第なんですよ!

いかにも、ブラピやジョージ・クルーニーが好きそうな題材。

いかにも好物っぽかったです、お兄たちの!

ストーリーは実話なのかな?・・・って思ってしまうところなのですが。

本編で描かれているのは実話から着想を得た架空の事件ということで。

ホラ話!

思い切りの足りないところは残念でしたけども。

おかげで、ベン・キングズレーが演じる役が、ちょぴりおバカ・キャラっぽく味付けされていたりして、そんなところは楽しかったです、アフガニスタン大統領役でしたけども!

戦争映画でありながら、ユルい空気が漂う展開で「戦闘シーンのない戦争映画なのかな。それならそれで面白いかも」と思ったら。

クライマックスから戦闘シーンが始まってしまいました。

そのへんも中途半端な印象を受けていたのですが、戦闘シーンはとっても良い~。

監督と脚本を担当したのは、「アニマル・キングダム」のデビッド・ミショッドなんですよね~。

「アニキン」監督ですよ!

さすが、暴力的な場面では演出が冴えておりました。

ブラッド・ピットは、思いっきり顔をゆがめたまんまで役作り。

かつてないほどの顔芸!

まるで、谷村新司のモノマネをしているときの清水アキラのテンション。

顔にセロテープを貼る、セロテープ芸みたいなテンションですよ!

もしかして、ブラッド・ピットは、ふざけているのでしょうか。

マジメに観ちゃいましたけど、コレ、おふざけ映画だったのでしょうか?

そのブラッド・ピットの芸風が良いのか悪いのかわかりませんが、観ている間は顔のゆがみが気になって・・・。

気は散ったわな!

ブラピに詰め寄る記者役はティルダ・スウィントンでした。

地味だけど熱意のある女性という設定で、見事になりきっているティルダ・スウィントンの演技力にホレボレ~。

さすが我らがティル子でした!

ブラッド・ピットの奥さん役も出てくるのですが。

アンジェリーナ・ジョリーのレベルではございません。

それは普通のおばちゃん!

そうだよねぇ、ブラピも芸能界にいなかったら、普通のおばちゃんを抱いてるはずだもんねぇ。

夢から覚めた気分でした。


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「LOGAN/ローガン」★★★★ [映画日記]

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*ストーリーのネタバレはありません。

「X-MEN」でおなじみ、ウルヴァリンを主人公としたシリーズの完結編ですけども。

アメコミ・ヒーロー映画は数あれど、こんなフィナーレ見たことナーイ。

枯れた風味がたまらん。

筑前煮みたいなお味!

ラストシーンにもグッときました。

シリーズ前作までのタイトルは「ウルヴァリン」なのに、完結編のタイトルは彼の本名「ローガン」ってところが「う〜ん、なるほど」って感じで良いですな〜。

作品のテーマは老衰ですよ。

「年とったヒーローのお役目」について描かれていたように思います。

ヒーローが終活すんの!

こんな企画が通るハリウッドってスゴイな、と思いました。

もう「X-MEN」シリーズの懐の深さに、ひれ伏すしかない・・・。

土下座ですよ、メンズに!

物語の時代設定は近未来。

これまでのウルヴァリンの華麗な活躍は、はるか昔のお話。

記憶から消えかかってんの、真田広之さんと戦ったりしたお話は!

ウルヴァリンが年をとって登場~。

見た目は尾崎紀世彦ですよ!

あのハツラツとしていたウルヴァリンが、「なんかもう最近、体力回復せんわ~」みたいな。

水素水皇潤でも飲みそうな状態に!

ヨボってんの、クリント・イーストウッドみたいに!!

衰えた姿を見てショックを受けました。

かつてはタンクトップを着て飛んだり跳ねたりしていたウルヴァリンですが。

今は同じタンクトップ姿になっても、なんだかヨレヨレ。

それはもうタンクトップじゃない・・・ランニング・シャツでした「裸の大将」みたいな!

昔は度々、尻を出して走り回っていたウルヴァリンですが、お風呂上がりの子どもみたいに!

尻で有名なヒーローでしたけども!!

加齢のせいでしょうか、尻は、しまったまま。

もう恥ずかしいんでしょうね、いい年ぶっこいてっから!

そのかわり、ウルヴァリンの顔アップの場面では鼻毛が丸見えでした。

ボーボーですよ!

年をとると、鼻毛のケアもおろそかになりますからな〜。

そんな落ちぶれたヒーローですが、それでもヒーローでいるしかない。

やめるに、やめられんの。

じゃがりこを食べる手が止まらないとの同じ!

それがヒーローの宿命。

そして、暴力で人を倒すヒーローゆえの後悔が、老いた体にこたえている様子。

苦悶してんの、悶絶ですよ!

演じているヒュー・ジャックマンの演技力も爆発してました。

プロフェッサーXも出てきますけども、くたくたのパジャマを着た、もはや普通の介護老人!

ウルヴァリンにおトイレに連れてってもらってる状態。

あのプロフェッサーXがウルヴァリンにむかって「おしっこしたい!」みたいな感じですよ。

これまたショッキングな映像でしたけども。

演じているパトリック・スチュワートの演技は、これまた最高~。

展開も適度に壮絶で、「ターミネーター2」みたいなテンションが持続。

ボクちゃんの中ではアカデミー賞をやってもいいクオリティ。

作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、総ナメですよ、ボクちゃんの中では!

登場人物も少なくて、廃退したフンイキを盛りたてておりますけども。

ちびっこ版ウルヴァリンみたいな娘ローラが出てきて、ヒロインのポジションで大活躍。

ローラは、アクション・シーンでの使われ方も100点満点でした。

全くしゃべらないローラなのですが。

なぜかある時から突然しゃべりだして、ウルヴァリンも「は?!なんだ、お前。しゃべれんの?!(じゃあ、もっと早くしゃべらんかい)」とキレてましたけども、それにはボクちゃんも同感〜。

若い娘っ子に振り回されるのは、人間もミュータントも同じですな~。


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「ヴィンセントが教えてくれたこと」★★★ [映画日記]

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2014年の作品ですけども。

偏屈で嫌われ者の爺さんが、実はそれほど悪い人間でもなかった、という内容の、ハートウォーミング不良映画です。

どうやら公開年当時は、数々の賞にノミネート、あるいは受賞した作品らしいですけども。

堅苦しさは無く、むしろメジャー感すら感じる作品でした。

流れている空気がキレイでサッパリしてるんですよね〜、小林製薬の「無香空間」を置いたお部屋みたいに!

クライマックスあたりでは、少~し「観客を感動させてやろう」という意図の、不自然な空気が流れましたけども。

全く感動しないよりは、それくらいの盛り上がりがあったから、良かったのかもしれません。

「盛り上手」なんですよ!

昔なら、ジャック・ニコルソンあたりが演じてそうな、他人を寄せ付けない、孤独な爺さんが主人公。

この手の役、将来的にはメル・ギブソンあたりが引き継ぐのかな

今回、主人公ヴィンセントを演じたのはビル・マーレイですけども。

短パンにつっかけ、というラフな服がよくお似合い。

靴下を履いてからのつっかけですよ!

サザエさんスタイル!!

ビル・マーレイだと、どんな汚い格好をさせても粋に見えてしまうものですね。

安服も着こなしてしまうんですよ、さらりと。

ユニクロのチラシでポーズをとってる、外人モデルみたいなもんですよ!

ビル・マーレイの才能だと思いました。

隣人のシングルマザー役を演じているのは、メリッサ・マッカーシーですよ。

ビル・マーレイとは、2016年の「ゴースト・バスターズ」でも共演してましたけども。

それより前に、この作品で共演していたんですね~。

今回は、オハコのコメディ路線を封印したメリッサ・マッカーシー。

なんと最後までマジ演技で通したわい。

演技の幅を見せつけられました、体の幅と共に!

一番良かったのが、ナオミ・ワッツですよ。

今回のナオミは、妊婦でストリッパーのロシア人という、すんごい役。

並の女優ならこなせやすまい。

ナオミがビル・マーレイに抱かれる際は、さらけだします、おおきなおなか with 出ベソ!

ストリップ劇場ではブラとパンティ姿で踊って反り返る。

40半ば半裸海老反りですよ!

なんだか、うれしかったです。

ギャル系の服に身を包んでいるナオミ。

超ミニスカートでかがんだら、パンツは丸見え。

「犬の肛門が丸見えの時」と同じ構図!

何かもう、エロいんだか、エロくないんだか、わからない世界に突入~!!

出番は少ないナオミでしたけど、破壊力は抜群でした。



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「マンチェスター・バイ・ザ・シー」★★★☆ [映画日記]

manchesterbysea.gif

ある男性の生き方を描いた、人間ドラマ作品ですけども。

この演技で、主演のケイシー・アフレックがアカデミー賞主演男優賞を獲ったことも話題ですよ。

あのケイシーちゃんがねぇ。

ついにあのアフレックちゃんが、でかしたんですよ!

・・・なのですが。

序盤からケイシーちゃんは、アパートのパイプ詰まりを治したりする便利屋として登場。

便器詰まりを直してんのさ、スッポンで!

パイプに便を通すんですよ!!

・・・なんとも地味~に登場し、そこから物語の進行スピードもじんわり。

ああ、時間がのんびり過ぎていく。

のどかじゃ〜っ!

「こんなのでアカデミー賞とったの?他の出演作の方が、すごい演技をしとるけど」と思っていたのですがね~。

まー、だんだんエンジンがかかっていくケイシーちゃん。

ジワジワジワジワ熱を出してくるんですよ、ホッカイロみたいに!

中盤あたりで、ついに見事な深みを表現。

ケイシーちゃんの熟成が完了したわい、熟成肉みたいに!

なんというか、業を背負うとでもいいましょうか。

ケイシーちゃんの役は悲しい過去を持つ男だったんですね~。

いや~泣かされました。

アンタもう、涙の貴公子。

湿り気の王子様!

ケイシーちゃんの顔にピッタリの役。

ケイシーちゃんて、なんかちょっと秘めたものや、悲しさを含んだ顔をしてますしね。

なるほど、アカデミー賞を獲るのも納得の演技でした。

この役は元々マット・デイモンが演じる予定だったらしいですが、ケイシーちゃんの方が合ってると思います。

ケイシーちゃんはベン・アフレックの弟ですけども、劇中でも弟役。

弟気質も持ってますしね。

弟肌なんですよ!

そんな気質も自然に出せていたと思います。

ケイシーちゃんの元・嫁役がミシェル・ウィリアムズなのですが。

ケイシーちゃんとの演技合戦は、さすがの実力派同士だから見ごたえ十分。

ミシェル・ウィリアムズもさ~、泣く演技の方がハマりますな。

目元で悲壮感を出せる子。

元々、目がすわってますからな!

出番は少なかったですが印象的でしたけども、まーちょっと見た目がキレイすぎるかな。

ちょっと髪型とか「さっき美容院に行ってきた感。さっき髪をすいてもらった感」が漂っていたのが残念。

もっと乱して、遊ばせてもよかったかもよ、毛先!

中盤以降は、ケイシーちゃんと甥の交流が描かれているのですが、それが結構長~い。

どういうわけか、甥の表現が入念~。

甥は15~16歳なのですが、プレイボーイ的なキャラクター付けがされていて「まるで早熟な果実じゃな」と思いました。

その調子だと、30歳くらいになったら、5股くらいかけてそう〜!

甥はバンド活動もしていて、たまに練習シーンもあるのですが。

ドラム担当の子が、素人感100点満点で気に入ってます。

アカデミー賞助演男優賞をやりたくなりました。


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  • 出版社/メーカー: Lionsgate
  • メディア: Blu-ray

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