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「ダウンサイズ」★★★ [映画日記]

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劇中では、革新的な技術が開発されとります。


イノベーションだかエレベーターだかだかですよ!


なんと、人間を14分の1サイズ化に成功。


セブンスターのサイズですよ!(←昭和感覚)


多くの人間を小さくして、世の中の資材やゴミを少なくしたり、数々の人口増加問題を解決しようとする政治下でのお話。

社会派SFみたいな設定ですよ。


まーね、実際に人間が小さくなったら大変ですよ。


小雨だって土砂降りに感じますよ、ゲリラ雷雨に!


もしもネズミに襲われたらば、食いちぎられんよあの出っ歯で!!


ゴキブリが繁殖したら、「スターシップ・トゥルーパーズ」みたいな、人と虫との戦争が始まっちゃうし。


しかし今回の作品では、そんな点は扱いませんよ、一切!


一番大事な死活問題は、横に置いとくんですよ!!


今回の作品では、人が小さくなると低予算で豪邸に住むことができる、など裕福になれる点をフィーチャー。

小さい人たちが住む街では格差がない、というところに重点が置かれています。


カネの問題ですよ、銭!


主人公ポールを演じているのはマット・デイモン。


ポールの生活レベルは中の下!


ボクちゃんとおんなじ!!


富豪のような生活に憧れて、小さくなることを決意するポール。

小さい街には格差などないはずだったが・・・という展開。


ユニークな切り口で資本主義を描いて、小さい人たちが住む街は、ちょっとしたアメリカの縮図みたいになっているところが良い感じです。

理想的な環境があったところで、そのうち徐々に崩れていくところも皮肉。


ユーモア満載で社会と人間を風刺した前半は、かなり面白いです。

ボクちゃんも観ながら「これは大傑作かも」と唸りましたけども。


物語の後半は、主人公の成長を描く路線に変更。


ひねってしまったんですよ、スイッチ!


そしたらテンション急降下。


真っ逆さまですよ、滝つぼに!


ついさっきまで興奮状態だったボクちゃんに睡魔。


ムニャムニャムニャ〜ですよ!(←赤ちゃんかい)


個人的には残念な路線変更でした。


マクロな社会を描いた前半から、個人を描いた後半。

この構図も「ダウンサイズ」ということなのかな。


監督は、なんと「ファミリー・ツリー」や「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」などでおなじみの巨匠アレクサンダー・ペインなんですね!

今回は、過去作品とは、ひと味もふた味も違う出来映え。


冒険したわな、いい年で!


監督がアレクサンダー・ペインだと思いながら観ると、最初っから、演出に何かセンスを感じますよ、音楽の使い方とか。

そして、役者さんの味もよく引き出していたと思います。


パーティー三昧で、アートかぶれの胡散臭い中年男性役がクリストフ・ヴァルツっていうのも絶妙~。

なんかアンディ・ウォーホルとか、よく分かんないけど、そんなような香りが出てました。


ポールの妻役を演じたクリステン・ウィグは、上から下まで着こなしてますよ、劇安カジュアル服!


完璧な金欠妻でした。



Downsizing: Music from the Motion Picture

Downsizing: Music from the Motion Picture

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Watertower Music
  • 発売日: 2018/01/12
  • メディア: CD

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