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「フレンチアルプスで起きたこと」★★★ [映画日記]

frenchalps.gif

あるご一家を描いたドラマなのですが。

まずは、舞台であるスキー・リゾートのロケーションが美しい~。

雄大ですよ、おフランスのお山。

負けてらんないネ、高尾山も!

劇中のゲレンデはガラガラで、4人家族がスキーをしているシーンが気持ちいい~。

ああ、ガラガラって最高~!

嫁が1人でスキーをする場面では、なんと野小便~!!

それも気持ちがよさそう~。

たまにはいいいよね野ションも!・・・そんな、おおらかな気持ちになってしまいました。

高層ホテルは木造で、シンプルかつスタイリッシュ。

泊まってみたいな、あんな宿!・・・という癒やされるべき環境の中で、4人家族にひと波乱あるという展開。

家族の大黒柱であるべきパパが、災害の危機に陥ったときに1人で逃走するという醜態。

旅行中に判明してしまうのです、亭主がヘタレだったという事実!

亭主以外の家族3人はドン引き!!

とくに子ども2人のテンションの下がり方が急激で、なんだか笑ってしまいました。

嫁も亭主に不信感。

「何よ、こいつ。ヘタレが!私はこんなヘタレに抱かれてたんかみたいな気持ちが自然と態度に出てしまい・・・。

そんな嫁を観て「アンタ、顔に出てんよ!」と注意したくなりましたけども。

まーね。

旅行中に同行者の隠れた一面を見てガッカリし、そこから気持ちがすれ違うことってありますよ。

例えばですが、「なんか、この人、魚の食べ方が汚い。身が粉々」とか「この人、使った風呂桶、湯船に入れっぱなしなんだ」とか。

そういうことって、とあることをきっかけにして、突発的に訪れるもの。

まさに災害や事故のように。

そんな心のもろさが描かれている作品だったと思います。

作風が個性的~。

お山やホテル内の風景がシーンと静かで、冷たいような、整然としているような、宇宙っぽい空気が流れてますよ。

劇中では、ゲレンデなどで冷たいビールを飲む場面もありましたけど。

いや~、ボクちゃんなら、あんな場所でおビールを飲んだら腹こわす。

おなかがゆるくなってしまうから要注意~!

そして、基本的にシリアス感のある、張り詰めたフンイキで話は進むのですが。

ヘタレ亭主の言い訳や、友人からの「人は危険を察知すると、思いもよらぬ行動をとってしまうもの。(逃げたのは仕方ない)」などの弁護が、な~んか笑える。

な~んか、チョイバカ~!

見方によってはコメディ映画とも受け取れるという、絶妙なバランス感。

他のどんな映画とも似ていません。

不思議な魅力を持った作品でした。

どういうわけか、最後の最後までスリル感もあるんですよね~。

ちょっとした恐怖感が隠し味。

カレーにヨーグルトを入れるような、意表をつく仕込みでした。



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