So-net無料ブログ作成

「T2 トレインスポッティング」★★★☆ [映画日記]

t2trainspotting.gif


1990年代に人気を博した不良映画「トレインスポッティング」の続編ですよ。

およそ20年ぶりに大復活ですよ。

空けたわな、間!

監督、脚本家、メインキャストは全員カムバック。

このあたりも奇跡~。

普通1人くらいは降板すっからね、みんな忙しいからさバタバタしてて!

本編を観始めると、おなじみの面子にまた会えて懐かしいやら、うれしいやらで、なんか楽しい~。

いや~、20年も経つとさ~、人って老け込むもんだわな。

メイン・キャラクター全員、見た目が完成度の高いオッサンに!

最も老化していたのはロバート・カーライルかな。

20年前から、他キャラより年上の役だったしね。

今回ロバート・カーライルがいなかったら、お話が成り立ちませんでした。

生きてよかったロバカー!(←略しました)

一番キレイに年をとっているのがジョニー・リー・ミラーかな。

若い頃より良くなってんじゃんフカキョンみたいに!

主演ユアン・マクレガーの魅力は健在ですけども、さすがに初々しい味は消え去ったわな。

お出汁が出尽くした昆布みたいに!

もしやボクちゃんも、20年前に比べたら実は相当老け込んでいるのでは?!

ボクちゃんに限って、そんなはずはナーイ!・・・そんな反骨的な気持ちにもなりました。

そんなメイン・キャラですが、中身は全く変わってませんでした。

小汚く変色しても味は同じなんですよ、皮をむいてしばらく置いたリンゴみたいに!

いや、むしろ、若い頃にはなかった旨みの成分を感じました。

干し続けてこそ旨みが増す、渋柿みたいなもん!

さすがに前作みたいな麻薬ネタは少なくなりましたけども。

暴力ネタと、彼らに巻き込まれる家族の場面が多くて、オッサンならではの、やんちゃなエピソードを展開。

40半ばで全力疾走で逃走してましたから、街ナカ!

人って、見た目は老いていくけれど、中身はそう変わるものではない、ってことが、よく分かりました。

また、オッサンたちの心の中には、若い頃の熱意が残っているんですよね~。

くすぶってんの、火種!

「ワシら、まだまだ賞味期限内」ってことが伝わってきてグッときました。

ダニー・ボイル監督の演出も、20年前とお変わりナーイ!

前作は汚れたおトイレ場面が印象的でしたけども。

今回は嘔吐シーンがスゴかったです。

このシリーズ、必ず汚物が名物なんですよ!

前作に比べたら、サブカルチャー知識をひけらかす場面がなくなって、そのかわり笑える場面が増えました。

結果的に、肩の力が抜けた感じでありながらも、適度にハードな「不良オヤジ」映画の出来上がり~。

前作と同じロケ地と構図で撮った映像には、前作の場面を回想のように挿入したり、リミックス感も最高~。

ユアンが担当したラストシーンでは涙出た~。

お説教もメッセージ性もなし。

ろくでもない人生と、先が全く見えない灰色の生活感がたまりません。

ああなりたくないけどカッコいい。

廃退的な幸福感でした。



T2 Trainspotting

T2 Trainspotting

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Blu-ray

nice!(13)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画