So-net無料ブログ作成

「ゲティ家の身代金」★★★☆ [映画日記]

allthemoneyintheworld.gif


観ましたよ、ゲティ家だかベティ家だか、ベッキー家だか何だか身代金!


大富豪の孫が誘拐されて、巨額の身代金が要求されたという、1970年代に本当に起こった事件がベースになっているようです。


大富豪はジャン・ポール・ゲティという名のお爺ちゃんですけども。


これは名物爺さん!


キャラ立ちがスゴイです。


ドケチ・キャラで売ってるんですよ、岸辺四郎さんみたいに!!


 

お城みたいなお家に住んでおきながらも、ドケチ・エピソードのオンパレード。


もはやドケチ大作ですよ!


ビックリしたのは、爺さんの自宅内に、お客さんが「電話を借りたい」と言ったとき用の電話ボックスが設置されていたところ。

自分ちの電話線を客に使わせてたまるか、っていう。


通話代の節約ですよ、10円節約!


誘拐された孫の身代金すら「出してたまるか、もったいない」っていう、すんごい爺さん。


「儲けることと、カネ持ちは違う。儲けることなら誰でもできる」みたいな、長者らしい持論にも「へ~」と思いました。


いつも50円コロッケを食べて、日々をしのいでいるボクちゃんが、遠いまなざしで「へ~」ですよ!


そんな感じで、長者の意識がワテら貧乏人とは別世界で、なんだか笑ってしまいました。


もうね〜、笑うしかないんですよね〜!(←泣きながら)


そんな爺さんに、義理の娘ゲイルが「孫のためにカネを出さんかい。ケチケチすんな」みたいな感じで言い寄る、というのが物語の大筋。


カネを出させるために策を練るんですよ、家族内・錬金術!


ゲイルは、ジャン・ポール・ゲティと対象的に描かれているためか「金欠」という設定。


貧乏母ちゃん!


その割には、着ている服も自宅も立派。

もしかしたら「金欠」というのは脚色だったのかな。


母は息子の命を助けるためにカネがほしい、爺さんは孫の命よりカネがほしい、誘拐犯は息子の命と引き換えにカネがほしい。


みんな銭に対して死に物狂い!


話の中心が常にカネで、だんだん「おカネって何?なんでそんなに必要なの?どうでもいいじゃない」と思えてくる、不思議な脚本でした。


ゲイル役はミシェル・ウィリアムズ、彼女を手助けする役がマーク・ウォールバーグでしたけども。

2人ともジャン・ポール・ゲティ役のクリストファー・プラマーに食われていたかな。


ウォールバーグが「俺は大金を持たないほうがいい。カネで人生がダメになるタイプ」みたいなことを言っていて「なるほど」と思いました。


「自分にはカネがない」って意味だけど、カッコよく聞こえるわな。


物は言いようだわな


作品の完成後に、不祥事を起こしたケビン・スペイシーの代役として、急遽ジャン・ポール・ゲティ役をプラマーが演じることになったそうですが。

ものっすごく出番が多い〜。

これは、撮り直しも大変だったことでしょう。


プラマーが出てくると「この場面は撮り直したんだね。こっちの場面は合成したね」と、ついつい撮り直しチェックをしてしまって気が散りました。


ジャン・ポール・ゲティの息子役を演じた男優さんがスペイシーに似てる~。


スペ面~!


そんなスペイシーの残り香も味わえました。



All the Money in the World

All the Money in the World

  • 作者: John Pearson
  • 出版社/メーカー: William Collins
  • 発売日: 2017/12/14
  • メディア: ペーパーバック

nice!(6)  コメント(0) 

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。