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「マンチェスター・バイ・ザ・シー」★★★☆ [映画日記]

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ある男性の生き方を描いた、人間ドラマ作品ですけども。

この演技で、主演のケイシー・アフレックがアカデミー賞主演男優賞を獲ったことも話題ですよ。

あのケイシーちゃんがねぇ。

ついにあのアフレックちゃんが、でかしたんですよ!

・・・なのですが。

序盤からケイシーちゃんは、アパートのパイプ詰まりを治したりする便利屋として登場。

便器詰まりを直してんのさ、スッポンで!

パイプに便を通すんですよ!!

・・・なんとも地味~に登場し、そこから物語の進行スピードもじんわり。

ああ、時間がのんびり過ぎていく。

のどかじゃ〜っ!

「こんなのでアカデミー賞とったの?他の出演作の方が、すごい演技をしとるけど」と思っていたのですがね~。

まー、だんだんエンジンがかかっていくケイシーちゃん。

ジワジワジワジワ熱を出してくるんですよ、ホッカイロみたいに!

中盤あたりで、ついに見事な深みを表現。

ケイシーちゃんの熟成が完了したわい、熟成肉みたいに!

なんというか、業を背負うとでもいいましょうか。

ケイシーちゃんの役は悲しい過去を持つ男だったんですね~。

いや~泣かされました。

アンタもう、涙の貴公子。

湿り気の王子様!

ケイシーちゃんの顔にピッタリの役。

ケイシーちゃんて、なんかちょっと秘めたものや、悲しさを含んだ顔をしてますしね。

なるほど、アカデミー賞を獲るのも納得の演技でした。

この役は元々マット・デイモンが演じる予定だったらしいですが、ケイシーちゃんの方が合ってると思います。

ケイシーちゃんはベン・アフレックの弟ですけども、劇中でも弟役。

弟気質も持ってますしね。

弟肌なんですよ!

そんな気質も自然に出せていたと思います。

ケイシーちゃんの元・嫁役がミシェル・ウィリアムズなのですが。

ケイシーちゃんとの演技合戦は、さすがの実力派同士だから見ごたえ十分。

ミシェル・ウィリアムズもさ~、泣く演技の方がハマりますな。

目元で悲壮感を出せる子。

元々、目がすわってますからな!

出番は少なかったですが印象的でしたけども、まーちょっと見た目がキレイすぎるかな。

ちょっと髪型とか「さっき美容院に行ってきた感。さっき髪をすいてもらった感」が漂っていたのが残念。

もっと乱して、遊ばせてもよかったかもよ、毛先!

中盤以降は、ケイシーちゃんと甥の交流が描かれているのですが、それが結構長~い。

どういうわけか、甥の表現が入念~。

甥は15~16歳なのですが、プレイボーイ的なキャラクター付けがされていて「まるで早熟な果実じゃな」と思いました。

その調子だと、30歳くらいになったら、5股くらいかけてそう〜!

甥はバンド活動もしていて、たまに練習シーンもあるのですが。

ドラム担当の子が、素人感100点満点で気に入ってます。

アカデミー賞助演男優賞をやりたくなりました。


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コメント 9

sakaya

興味あったんですよ。
アカデミー賞みていたのですが、オスカー獲った時の挙動が変で、「役引きずってるのかな」と映画批評家やらカビラやら斉藤工に言われる始末。
賞のスポットでスウェット姿のシーンが映った時に「何この普通の人感」と思ったもんです。お兄ちゃんより引き出しあるかも。
by sakaya (2017-06-01 06:09) 

のむら

sakayaさん。
受賞時に、引きずり疑惑があったんですね!スターの中には、こういう挙動がおかしい人もいていいのだと思います。今回の演技で、明らかに「お兄ちゃん越え」をしましたしね。ホント、ピッタリの役でした。
by のむら (2017-06-01 23:45) 

keyboardcat

これだめでしたわ。。暗い、重い、寒い、言葉が汚い。
ケイシーアフリックは前からベンよりいい役者だと思っていました。うざい感じがうまかったですね~

ええ、私もあの素人バンドはリアルすぎて笑っていいのか悪いのか困りました。下手すぎ。
by keyboardcat (2017-06-02 04:33) 

stonkovic

ケイシーちゃんねぇ。いい役者だと思いますよ。
芸達者集ってたのもわかります。
だけど、ああなったのって病気の兄さん以外は自業自得やん、と思うとなんだかなぁ~な気分でした。
ま、そうでなきゃストーリーにならんわけですが。



by stonkovic (2017-06-02 16:28) 

ちびまま

わたくし、この映画今年のいままでのNo.1と思えるくらいツボにはまり、機内も含め3回見たのですが3回ともボロ泣きしてしまいました。なにしろマンハッタン・バイ・ザ・シーの光景がそのまま主役といっていい位素晴らしい。「ミスティック・リバー」でも川が主題を表していましたが、アメリカにもこんなにも悲しくわびしい町があるんですねぇ。そしてケーシー・アフレックまさに一世一代の当たり役、もうけ役だったと思います。確かに自業自得とはいえ警察もいうように、ま、うっかりミスだった訳で。それでも一生自分を心の牢獄に閉じ込め贖罪に生きてゆこうとする男の孤独。それがまた妙にセクシーなため意外にモテル。そして同じく意外にモテるちゃっかりもんの甥っ子。

甥もまた複雑な思いを抱えながらも、そこはまだ若くて能天気。甥との噛みあわない会話が時々笑えて救いになります。ケーシーの兄役も優しそうでよかったですね。ちょっと悪い女にひっかかったのが玉にキズでしたが、その元妻の再婚相手が意外でちょっとびっくり。ミシェル姐さんはいつもの通り優等生の演技でしたね。やっぱり女性の方が立ち直りが早いんでしょうかね?
by ちびまま (2017-06-02 22:20) 

のむら

keyboardcatさん。
あのバンドの場面は、やっぱり笑っていいところなんでしょうね。基本、バンド方面の場面は、ちょっとコメディ調でしたね。僕もケイシーは、いつかブレイクするような気がしてました。ハマり役に出会えてラッキーでしたよね〜。

stonkovicさん。
ホント、自業自得なんですよね〜。ホント、バカでした!この映画のテーマのひとつは「自己嫌悪」なのかもしれません。男って、ああいうところあるんですよね〜。

ちびままさん。
ハマってたんですね!結構長い映画でしたけど、3回も観たんですね〜。コメントいただいて気付きましたが、お兄ちゃんの嫁とか、嫁の再婚相手とか、そっちの方にまでよく話が広がっていたと思います。ミシェルの方の再婚相手がケイシーとマ逆のタイプでしたね。あれだけマ逆の男性だと安心して、頼れるのかもしれませんね。立ち直れたのは、いい出会いのおかげかもしれませんね。
by のむら (2017-06-02 23:06) 

ちびまま

他人を責められたらどんなに楽かー根が小心者で真面目だから自分を許せない(態度は悪いけど真面目な仕事ぶりで分かります)ミシェルも高価そうな乳母車、常駐らしいベビーシッター(普通は必要な時の時間制)を見ればあの髪型も納得。ランク上の男性と再婚できたけど心は前夫に。あの事件の後で子供を作る気になるのは一寸理解できんけど、なにかにすがらずには生きていけない女性像が描けてました。

冒頭場面から、甥と叔父、兄弟の微笑ましい関係、心臓秒で倒れた兄の病室で悪妻兄嫁の腕をとってあげている父親(優しいいい人、だから息子たちも真面目で優しく育っている)ケーシーの家族写真の包み方、貧相なアパートの家具場面(お兄ちゃん優しい)アル中を克服したといいながら台所から聞こえるかすかなグラスの音、荒れたケーシーの頭を抱いて無言で慰める兄の親友の妻。兄の親友がまたいい。(養子にしてくれてありがとう)墓地でむずかる息子を夫に預けて親友に寄り添うミシェルとそれを見るケーシー。冷凍庫から落ちる冷凍食品。甥とのやりとりや、下手すぎる素人バンドなどなど、隅から隅まで細部に練られた脚本と演出に感服です。

ほら、二度みたくなってきたでしょう(笑)余談ですが大昔大ヒット医者TVドラマで「ベン・ケーシー」というのがありました。お母さんファンだったのかな。ダニエル太郎みたいにどっちが名前って感じですが(笑)
by ちびまま (2017-06-03 10:41) 

ちびまま

あ、最後にケーシーが配管修理している時に何気なく行方不明の父親の話をする老テナントも良かった。人生どうにもならないこともあるんだと、淡々と語る言葉に少し救われてー 
by ちびまま (2017-06-03 10:46) 

のむら

ちびままさん。
そうですね、この作品は、大きなストーリー展開を楽しむというよりは、細部の描写でつむがれた「失敗した男の生活」を味わう路線だった気がしてきました。それでも、これ、もういっぺん観るのは気分が重くて無理なんですが・・。それを3回もご覧になったのはスゴいです〜。
by のむら (2017-06-04 14:33) 

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